石川県加賀市、加賀温泉郷のひとつ、片山津温泉の中心にある共同湯が片山津温泉総湯。柴山潟の湖畔にたたずむガラス張りの建物で、お洒落な美術館のような外観。「潟の湯」、「森の湯」2つの浴室に「まちカフェ」が併設され、2階には白山連峰、柴山潟を眺望するオープンテラスが配されています。
モダンアートのような建物は谷口吉生設計
お洒落な片山津温泉総湯を設計したのは、長野県信濃美術館・東山魁夷館、東京都葛西臨海水族園、ニューヨーク近代美術館新館、東京国立博物館法隆寺宝物館、京都国立博物館平成知新館などを手掛けた谷口吉生(たにぐちよしお)。
巨匠が手掛けた日本で唯一のモダンな共同湯ということに。
柴山潟眺望の「潟の湯」と緑を目にする「森の湯」という2つの浴室は、奇数日が「潟の湯」が女湯、「森の湯」が男湯。
とくに「潟の湯」は、柴山潟の水面と浴槽の湯が連続し、湖に浸かっているような錯覚を生み出すという仕掛けに。
源泉は、柴山潟から湧く透き通ったナトリウム・カルシウム-塩化物泉(片山津温泉2号源泉)で毎分400リットルという豊富な湧出量があるため、源泉かけ流しに。
源泉温度は72度と高温。
しかも浴槽でも42度〜44度と高温のため、子供、健康志向の温湯好きには少し熱すぎる感じ。
浴用で慢性関節リュウマチ、皮膚病、腰痛、神経痛、火傷などに、飲用で痛風、慢性便秘などが適応症。
名物の「湯の花たまご」を販売する売店も併設。
食塩泉で茹でるだけにほのかな塩味があり、常温で3週間日持ちします。
画像協力/石川県観光連盟
片山津温泉総湯 | |
名称 | 片山津温泉総湯/かたやまづおんせんそうゆ |
所在地 | 石川県加賀市片山津温泉乙65-2 |
関連HP | 片山津温泉総湯公式ホームページ |
電車・バスで | JR加賀温泉駅から加賀温泉バス・キャンバスで片山津温泉総湯下車、徒歩1分 |
ドライブで | 北陸自動車道片山津ICから約4km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 片山津温泉総湯 TEL:0761-74-0550 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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