獅子吼高原

獅子吼高原

白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)のある石川県白山市と金沢市の市境に位置する後高山(しりたかやま)から獅子吼平にかけての高原地帯が獅子吼高原(ししくこうげん)。標高650mの後高山山上の「スカイ獅子吼」までは山麓の「パーク獅子吼」から獅子吼高原ゴンドラで上ることができ、広大な金沢平野と日本海がパノラマのように広がります。

ゴンドラリフトで上った「スカイ獅子吼」から金沢平野と日本海を一望に

獅子吼高原
後高山山上の「スカイ獅子吼」
獅子吼高原
山麓の「パーク獅子吼」にある「ふれあい館」

獅子吼高原ゴンドラで上がった「スカイ獅子吼」には、展望台、「高原のカフェ」、旧ゲレンデを周回するカート、そりゲレンデ、ドッグラン(獅子吼高原ゴンドラはペットの同乗もOKです)などが整備されています。
スカイスポーツの拠点としても広く知られ、パラグライダーの拠点となっています。

山麓には「パーク獅子吼」があり、無料の休憩所「ふれあい館」、屋根付きバーベキュー場(「パークセット」の予約が可能)、池辺いこいの広場、バードウォッチングができる「野鳥ふれあい広場」、日本一の木彫り夫婦獅子頭が必見の「獅子ワールド館」などがあります。

ちなみに「獅子吼」という風変わりな地名は、白山を開いた泰澄(たいちょう)が、開山にあたって養老元年(717年)、後高山周辺の4ヶ所に宿泊。
そのししゅく(「四宿」・「止宿」)が、その後仏教の経典にある「獅子吼」の文字を当てたもの。

獅子吼高原のリゾート開発は、旧鶴来町と名古屋鉄道合弁企業の鶴来観光開発によって、昭和34年に獅子吼高原スキー場にロープウェイが架けられたのが始まり。
現在はゴンドラリフトに架け替えられて、経営も第3セクターの白山市地域振興公社に変わっています。

獅子吼高原

取材・画像協力/石川県観光連盟

獅子吼高原
名称獅子吼高原/ししくこうげん
所在地石川県白山市八幡町リ110
関連HP白山市地域振興公社公式ホームページ
電車・バスで北陸鉄道石川線加賀一の宮駅から徒歩10分
ドライブで北陸自動車道美川ICから約16km
駐車場280台/無料
問い合わせパーク獅子吼 TEL:076-273-8449/FAX:076-273-8450
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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獅子吼高原ゴンドラ

獅子吼高原ゴンドラ

石川県白山市と金沢市の市境、標高649mの後高山(しりたかやま)の山上部が、獅子吼高原(ししくこうげん)。標高170mの山麓駅と獅子吼高原にある標高630mの山頂駅を結ぶ4人乗りのゴンドラリフトが獅子吼高原ゴンドラです。全長1070m、高低

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