日本最速の列車、新幹線・在来線・私鉄のTOPは!? 2022年版

日本最速の列車

目下、日本を走る鉄道の中で最速なのは、東北・秋田新幹線の「はやぶさ」、「こまち」で最高速度は時速320km。在来線はといえば、京成電鉄の空港アクセス列車「スカイライナー」で、時速160kmで疾走する区間があります。JRの在来線では、時速130kmが最高速度です。 

時速320km 「はやぶさ」、「こまち」|軌間1435mm

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東北新幹線「はやぶさ」、「こまち

「はやぶさ」、「こまち」が最高速度320kmで運転されるのは、宇都宮駅~盛岡駅間のみ。
東京駅~大宮駅では騒音の問題、規格外の急カーブが連続などもあり時速110kmの運転、大宮駅~宇都宮駅でも騒音対策で時速275kmに制限されています。
盛岡駅以北でも整備新幹線区間、在来線と共用区間(青函トンネル)となって時速260km(青函トンネルでは時速160km)制限なので、時速320kmを体感したいなら宇都宮駅~盛岡駅間に乗車を。

時速160km 京成「スカイライナー」軌間1435mm

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京成の「スカイライナー」

在来線では、「はやぶさ」、「こまち」の半分となる時速160kmが最高速度で、京成の「スカイライナー」が達成。
平成22年7月17日に開業した成田スカイアクセス線(京成成田空港線=京成高砂駅〜成田空港駅)を走る部分は、踏切の無い高規格路線で、高速運行に対応した信号などが整備されているため、時速160kmで運転されています。
ただし、成田スカイアクセス線は、新幹線と同じで軌間1435mmの標準軌。
在来線の軌間1067mm(狭軌)よりも軌間が広いので、高速でも安定した運転が可能となるのです。

時速130km 「ひたち」「サンダーバード」ほか|軌間1067mm

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JR西日本が誇る新快速

軌間1067mm(狭軌)でカーブも多いという悪条件を走る在来線の特急では、「ひたち」(品川駅〜仙台駅)、「サンダーバード」(大阪駅〜和倉温泉)、「うずしお」(岡山駅・高松駅 〜徳島駅)、「ソニック」(博多駅〜佐伯駅)などが最高時速130kmで運転しています。

さらに常磐線の特別快速、京阪神地区を走る新快速、岡山~高松間の快速「マリンライナー」などが最高時速130kmで疾走しています。

「スカイライナー」同様に軌間1435mmの標準軌を走る近鉄特急が時速130km以上は出さないのは、「非常ブレーキをかけて600m以内に停止させる」という国土交通省の鉄道運転規則(平成14年に廃止)に準拠して運転されているため。
高架路線で、特別な信号システムを採用しないとやはり時速130km以上の運転は、安全性が確保できないという配慮からです。

表定速度1位は「のぞみ」、在来線では「サンダーバード」

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在来線表定速度日本一の「サンダーバード」

鉄道ファンがこだわるスピードに、「表定速度」があります。
これは、目的地までの所要時間に対する速度で、いかに継続的に高速での運転がされているのかに注目したもの。
一部分だけスピードを上げても、停車駅が多かったり、他の区間でスピードダウンすれば、表定速度は遅くなるのです。
2022年1月現在では、「のぞみ64号」が「表定速度」で最速。
博多駅18:59発、東京駅23:45着で、東京駅~博多駅間1069.1km(実際の距離)を4時間46分掛けて走行し、表定速度は、時速224kmになります。
先行列車が2本しかないことから、減速せずに走れるという強みがあるのです。
表定速度の2位は、「みずほ603号」(新大阪駅~鹿児島中央駅/時速220km)、「はやぶさ」は3位。

ただし、区間だけに限れば、大宮駅~仙台駅間を1時間7分で走る「はやぶさ47号」の表定速度は、なんと時速260kmにもなるのです。

ちなみに在来線で表定速度が最速となるのは「サンダーバード9号」。
大阪8:40発、金沢着11:14で、実際の距離267.6kmを2時間34分で走り抜け、表定速度は時速104kmに達しています。
目下、新幹線を除き、表定速度が時速100kmを超えるのは、「サンダーバード」のみです。

私鉄の特急では、名阪特急「ひのとり」。
最速で運転されるのは所要2時間5分で、表定速度は時速91kmとなります。
京成の誇る「スカイライナー」は、成田スカイアクセス線以外では減速するため、表定速度は時速87kmということに。

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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