大野山岩めぐりコース

大野山岩めぐりコース

兵庫県川辺郡猪名川町、阪神エリアの最高峰・大野山(おおやさん/753.5m)の稜線上の巨岩などを巡るハイキングコースが、大野山岩めぐりコース。地元、柏原生産森林組合が整備したコースで、入口には大野アルプスランド(キャンプ場)、猪名川町立猪名川天文台、があります。

往復で1時間ほどの奇岩探勝ハイキング

ふれあう猪名川町 大野山・岩めぐりツアー

淀川水系の猪名川(いながわ)源流、猪名川町立猪名川天文台、大野アルプスランド(キャンプ場)まで車道が通じているので、駐車場(標高710m)から、大野山山頂と反対方向の、西側の稜線に続くのが大野山岩めぐりコース。
腰掛け岩に始まり、九界岩、花立岩、十界岩、うるし岩、大夫婦岩(界十二)、重岩(界十三)、十四岩、十五岩、十六岩、十七岩、カメレオン岩、赤海亀岩、猿顔岩、UFO岩、大神岩、大岩石群(神楽岩・氷柱岩)、界十九岩、かんむり岩、鯉の滝登り岩、獅子の昼寝、不動岩、太鼓岩、おにぎり岩、ふくろう岩と連続。


「界○」と刻まれる岩は、元禄11年(1698年)、摂津国川辺郡柏原村、摂津国有馬郡小柿村そして丹波国多紀郡後川村の農民の間に山境争いが勃発し、村境争いでありながら、摂津国と丹波国の国境争いでもあったため、元禄12年(1699年)、京都奉行所の裁許により境界を記す番号が刻まれた元禄界石となった岩です(三十五まであります)。

周回コースではなく、往復コースなので、歩き疲れそうになったら戻るのが賢明。
往復でも1時間ほどなのでハイキングには絶好です。
冬期は降雪もあり、車道凍結などに注意が必要。

『大野山日光寺開山実記』には、戦国時代まで山中に大野山日光寺があり、修験の地として栄えたこと記されていますが、今ではその姿はありません(杉生地区にある地蔵院はその後裔)。

大野山岩めぐりコース
名称 大野山岩めぐりコース/おおやさんいわめぐりこーす
所在地 兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽
関連HP 猪名川町公式ホームページ
ドライブで 新名神高速道路川西ICから約21km
駐車場 大野アルプスランド駐車場を利用
問い合わせ 猪名川町企画政策課 TEL:072-766-8707/FAX:072-766-8902
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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