吉永小百合が旅するテレビCMで注目のJR東日本大人の休日倶楽部。平成31年夏に放送されたCMは、新潟県「料亭文化篇」。登場するのは、古町花街の隆盛を今に伝える料亭「鍋茶屋」と新潟古町芸妓、そして「みなとぴあ新潟市歴史博物館」から乗船の信濃川ウォーターシャトルです。
新潟古町芸妓の舞を楽しむ「料亭文化篇」
江戸時代〜明治時代、日本の物流は、日本海を航行する北前船が支えていました(太平洋側よりも物流量が多かった時代です)。
その最大の湊が、新潟で、明治時代には新潟県の人口は、130万人から150万人で全国1位だったこともあるのです。
その繁栄の中心が、「鍋茶屋」、「日本料理 行形亭」などの老舗料亭が現存する古町。
「鍋茶屋」では、今でも新潟古町芸妓の舞とお座敷遊びを楽しむことができます(新潟観光コンベンション協会が主催し、『新潟花街茶屋』として、旧齋藤家別邸、割烹螢などを利用して、イベントとしても行なわれています)。
新潟港の発展は、明治維新後、信濃川に汽船が上るようになったことで、明治時代の全盛期を迎えます。
その舟運の歴史を復活させようという試みが、信濃川ウォーターシャトルで、みなとぴあ~朱鷺(とき)メッセ~萬代橋西詰~万代シティ~県庁前~ふるさと村を往復する50分のクルーズ船が運航されています。
起点となる「みなとぴあ新潟市歴史博物館」は、開港の面影を伝える最古の税関庁舎「旧新潟税関庁舎」(国の重要文化財)、昭和初期の重厚な銀行建築「旧第四銀行住吉町支店」が併設施設として現存するミュージアムで、北前船で繁栄した新潟市の歴史を学ぶことができます。
「三百年以上にわたって受け継がれる「料亭文化」は、旅人を楽しませる『おもてなし』の文化でもあります。多くの商人や船乗りを魅了した伝統のおもてなし体験をぜひあなたも。」(大人の休日倶楽部)
お出かけの際には以下の記事を参照
大人の休日倶楽部・新潟県「料亭文化篇」で紹介の鍋茶屋はここ! | |
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