津田の松原

津田の松原

香川県さぬき市、津田湾南岸の景勝地が津田の松原で、白砂の浜に3000本の黒松が生い茂る美しい海岸。慶長5年(1600年)、津田石清水八幡宮(現・津田石清水神社)境内にため池(御座田池)新造のため八幡宮を砂丘に移転した際、津田・鶴羽の氏子が防風林として植えたのが始まり。「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」に選定。

3000本の黒松林が白い砂浜に1kmも続く

津田の松原
津田の松原

元禄年間にはすでに名所となっていたという歴史ある景勝地。
潮風に吹かれた松が琴のような音をたてることから「琴林公園」(きんりんこうえん)という名で大正4年に県立公園となって有名になり、昭和31年には瀬戸内海国立公園に指定。

日本映画の全盛時代、津田の松原はロケ地として重宝され、嵐寛寿郎の『鞍馬天狗』、小林旭・高橋英樹の『嵐の果し状』、石原裕次郎の『鉄火場破り』、伴淳三郎の『新・狐と狸』、浅丘ルリ子の『娘巡礼流れの花』など往年の名画に使われています。

「根上がり松」と呼ばれる古木は、樹齢600年を超えるとも。
10ha、延長1kmにもおよぶ海岸線は、海水浴(津田の松原海水浴場)にも人気のスポットです。

松原に並走する国道11号には道の駅「津田の松原」があり、津田町観光物産センター、「松原うどん」などが営業。
公営国民宿舎で全室オーシャンビューの「国民宿舎松琴閣クアパーク津田」があり、探勝の基地に絶好。
隣接する「クアタラソさぬき津田」は、目の前から直接汲み上げた海水を浄化して使うクアハウスです。

ちなみに、松原の西の讃岐津田の町は、津田川の河口の湊から年貢米の積み出しで栄えた地。

津田の松原
名称 津田の松原/つだのまつばら
所在地 香川県さぬき市津田町津田
関連HP さぬき市公式ホームページ
電車・バスで JR讃岐津田駅から徒歩5分
ドライブで 高松自動車道津田寒川ICから約3.4km
駐車場 道の駅津田の松原駐車場(75台/無料)
問い合わせ さぬき市商工観光課 TEL:087-894-1114
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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