大岡寺

大岡寺

滋賀県甲賀市水口町にある天台宗の寺が大岡寺(だいこうじ)。白鳳14年(686年)、行基が諸国行脚を行なった際に、大岡山の頂に千手観音立像を安置したのが始まりと伝えられる古刹です。本尊の千手観音立像は、岡観音と呼ばれ、厄除開運、家内安全、商売繁昌などにご利益があるとのこと。

大岡山にある行基創建と伝えられる古刹

元久元年(1204年)、後に『方丈記』を記した鴨長明(かものちょうめい)が、河合社(ただすのやしろ)の禰宜となることが叶わず、出家したのが大岡寺。
天正2年(1574年)、六角義賢と織田信長の合戦の戦火で本坊(東之坊)を残して全山焼失し、さららに羽柴秀吉の家臣・中村一氏が大岡山に水口岡山城を建設する際に立ち退きを余儀なくされましたが、廃城後の享保元年(1716年)、再び大岡山に堂字を復興しています。
天和2年(1682年)、水口藩初代藩主・加藤明友(かとうあきとも=祖父は、賤ヶ岳の七本槍で有名な加藤嘉明)の祈願所となり、藩政時代には水口藩主・加藤氏歴代の祈願所となって繁栄しました。

本尊の千手観音立像(国の重要文化財)は、岡観音と呼ばれ、厄除開運、家内安全、商売繁昌などにご利益があることで信仰を集めています。

現在の大岡寺は、往時の本坊(東之坊)で、本堂の観音堂をはじめ行者堂、本地堂、鐘楼堂、客殿、そして大岡山(古城山)山頂に奥の院・阿迦宮が建っています。

境内には松尾芭蕉が『野ざらし紀行』のなかで詠んだ「いのちふたつ中に活たるさくらかな」の句碑も立っています。
この句は、水口で旧友と再会したときに詠んだ句で、前書きに「水口にて二十年を経て故人に逢ふ」と記され、これが芭蕉の水口での唯一の足跡。
句にあるように周辺は「大岡寺の桜」として名高い名所にもなっています。

大岡寺
名称 大岡寺/だいこうじ
所在地 滋賀県甲賀市水口町京町1-30
関連HP 大岡寺公式ホームページ
電車・バスで 近江鉄道水口駅から徒歩10分
ドライブで 新名神高速道路甲南ICから約8.5km。東名阪自動車道亀山ICから約35km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 大岡寺 TEL:0748-62-8080/FAX:0748-62-8081
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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