皇子神社

皇子神社

香川県高松市庵治町、地元庵治町で「権現さん」(王子権現)と呼ばれる神社で、桜八幡神社の境外摂社が、皇子神社。江戸時代の庵治は瀬戸内海舟運の拠点でもあり、元和6年(1620年)、海上安全の守護として再興された社です。現在の祭神は宇治稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)。

境内のブランコは映画『世界の中心で、愛をさけぶ』ロケ地

東京王子の王子権現も、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈で王子神社となっていますが、庵治湊の王子権現は、皇子神社として存続。
神仏習合時代の江戸時代の初期には、初代高松藩主・松平頼重(まつだいらよりしげ=徳川光圀の兄)も王子権現を尊崇し、度々参拝に訪れています。

旧暦の6月14日・15日の満月に近い金・土曜に斎行される『庵治皇子神社夏祭』は、江戸時代から『庵治の船祭』として知られた海の祭り。
境内にある屋島を眺望するブランコは映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(監督:行定勲/主題歌:平井堅『瞳をとじて』/平成16年公開)のロケ地となっています。
ブランコに乗って主人公サク(松本朔太郎=森山未來)とヒロインのアキ(廣瀬亜紀=長澤まさみ)が祖父の恋愛について話すシーンが撮影。

皇子神社
名称 皇子神社/おうじじんじゃ
所在地 香川県高松市庵治町王の下5916-2
電車・バスで JR高松駅からことでん国際ホテル・庵治行きで46分、庵治農協前下車、徒歩5分
ドライブで 高松自動車道高松中央ICから約14km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
庵治漁港・王の下沖防波堤

庵治漁港・王の下沖防波堤

香川県高松市庵治町(あじちょう)、対岸に屋島を望む庵治漁港。漁港としては大正3年に船の係留が始まり、昭和27年に漁港の指定を受けています。その風光明媚さもあって王の下沖防波堤は、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(監督:行定勲/主題歌:平井堅

桜八幡神社

桜八幡神社

香川県高松市庵治町、古くは櫻之宮と称し、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと=大山津見神の娘)を祀っていましたが、承和7年(840年)に武神である八幡神(八幡大菩薩)を合祀したという庵治の氏神。映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(監督:行

純愛の聖地庵治・観光交流館

純愛の聖地庵治・観光交流館

香川県高松市庵治町、平成16年公開の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(監督:行定勲/主題歌:平井堅『瞳をとじて』)のロケセット「雨平写真館」を復元した観光案内施設で、庵治漁港の庵治文化館をリニューアルしたのが、純愛の聖地庵治・観光交流館。観

 

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