平賀源内旧邸

江戸時代の発明家として有名な平賀源内。本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家として、多彩な才能を発揮した平賀源内は、讃岐国寒川郡志度浦(現・香川県さぬき市志度)の出身。平賀源内の実家「平賀源内旧邸」が現存、平賀源内記念館の別館として見学が可能です。

旧邸の背後には「源内先生ゆかりの薬草園」も

平賀源内は江戸に出る2年ほど前の1751(宝暦4)年、平賀家の家督を妹・里与の婿養子・権太夫(ごんだゆう)に譲り、独身で過ごしています。生家は権太夫の孫・松三郎が幕末の1862(文久2)年に建て替えているので平賀源内の生まれた家ではありません。

旧志度街道(源内通り)に面する町家は国の登録有形文化財に指定。
旧邸の背後には「源内先生ゆかりの薬草園」、東側には平賀源内銅像が立っています。

「源内先生ゆかりの薬草園」には『物類品隲』(宝暦13年刊/全6巻)に記載の薬木・薬草など100余種を植栽しています。
漢名・生薬名・薬用部・効用が記載されているので、薬草を身近に感じることが可能。

源内先生ゆかりの薬草園
平賀源内旧邸
名称平賀源内旧邸/ひらがげんないきゅうてい
Hiraga Gennai’s former residence
所在地香川県さぬき市志度46-1
関連HP平賀源内記念館公式ホームページ
電車・バスでJR志度駅から徒歩6分
ドライブで高松自動車道志度ICから約2.8km
駐車場13台/無料
問い合わせ平賀源内旧邸 TEL:087-894-5513/FAX:087-894-5513
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
平賀源内墓所

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東京都台東区橋場2丁目、隅田川に架かる白鬚橋(しらひげばし)の西側にあるのが平賀源内墓所。平賀源内は、小伝馬町の牢内で獄死、曹洞宗・総泉寺に葬られましたが、総泉寺が関東大震災で焼失し、小豆沢(板橋区)に移転したため、墓所だけが残されたのです

平賀源内電気実験の地

平賀源内は、江戸・深川清住町(現・東京都江東区清澄1)の自宅で、長崎で手に入れたオランダ製の静電気発生装置エレキテルの構造を解明し、たびたび実験しています。その実験の地近くに「平賀源内電気実験の地」碑が立っています。平賀源内は壊れた実物を長

平賀源内電気実験の地

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平賀源内記念館

平賀源内は、江戸中期の1728(享保13)年、高松藩の白石茂左衛門の三男として志度浦(現在のさぬき市志度)に生誕。発明家、科学者、文学者、芸術家として独創的な能力を発揮した人物で、その平賀源内の遺品を集めて一般に公開しているのが平賀源内記念

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