2024年11月2日(土)〜11月3日(日・祝)、鹿児島県鹿児島市の天文館周辺(二宮橋通り~いづろ~朝日通り)で開催されるのが『おはら祭』。昭和24年から始まる南九州最大の祭りで、鹿児島を代表する民謡『鹿児島おはら節』や『鹿児島ハンヤ節』、『渋谷音頭』にあわせて練り踊る『総踊り』が祭りのハイライトです。
色とりどりの衣装をまとった総踊りは圧巻
鹿児島空襲で市街地の9割以上が焼け野原となった鹿児島。
鹿児島市制60周年を記念して昭和24年、復興に燃える市民の手によって新たに始まったものが『おはら祭』です。
11月2日の『夜まつり』(18:50~20:30)では、踊り連ごとに色とりどりの衣装をまとった総踊り、おごじょ太鼓競演、かごしま親善大使任命式が、11月3日(10:20~14:30)の『本まつり』では総踊り、おごじょ太鼓競演(薩摩おごじょの太鼓演奏/おごじょ=女性)、マーチング、ダンス「オハラ21」などが行なわれ、天文館一帯が賑わいます。
鹿児島市電では、『おはら祭』前日までライトアップした「花電車」も運行。
『鹿児島おはら節』は、「花は霧島、煙草は国分、 燃えて上がるは オハラハー 桜島」の歌詞で知られる鹿児島民謡の代表格。
江戸時代初期には歌われたという歴史ある民謡で、種子島出身で鹿児島随一の売れっ子芸者・新橋喜代三(しんばしきよぞう)が、昭和9年『鹿児島小原良節』(編曲・山田榮一、発売・ポリドール)をレコーディングしたことで、一躍全国区になったもの(後に小林旭がカバー)。
画像協力/(公社)鹿児島県観光連盟
おはら祭り|2024 | |
開催日時 | 2024年11月2日(土)〜11月3日(日・祝)、毎年11月2日〜11月3日 |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
場所 | 二宮橋通り~いづろ~朝日通り |
関連HP | 鹿児島観光コンベンション協会公式ホームページ |
問い合わせ | 鹿児島市総合案内コールセンターサンサンコールかごしま TEL:099-808-3333 |
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