鹿島の花火大会|浜松市【2024年中止】

『鹿島の花火』(かじまのはなび)明治8年、椎ヶ脇神社奉納煙火としての初打ち上げ以来、140年余りとなる東海道沿線で最も古い伝統と歴史のある花火大会。尺玉(10号玉)やスターマイン、仕掛け花火など4000発が夜空を彩ります。

鹿島の花火は山に響く音響が自慢

毎年8月の第1土曜に開催される花火大会。
仕掛け花火、スターマイン、尺玉の打ち上げなど、周辺の山々にこだまする音が印象的です。

もともとは、天龍川での船の安全航行の守り神であった椎ヶ脇神社(しいがわきじんしゃ/浜松市天竜区二俣町鹿島1-14)の例大祭に打ち上げられた奉納煙火(奉納花火)がルーツ。
8月20日に斎行された例大祭は、当時、林業、養蚕、鉱業で栄えていた二俣町ということもあって、日本中から多数の見物客が訪れたのだとか。
鹿島の花火は「日本一壮観極まる」と喧伝され、北鹿島「北煙火連」と西鹿島「西煙火連」の若連が花火の打ち上げを競いあったのです。
戦前は、二俣町自ら「日本一の花火大会」と自称していたほど隆盛をみせました。

会場は、遠州鉄道・天竜浜名湖鉄道西鹿島駅から徒歩10分の天竜川の河原(鹿島橋南詰上流部)。
例年、河川敷に設置される有料観覧席も設置される。
対岸の鳥羽山公園からも鑑賞できます。

鹿島の花火大会|浜松市
開催日時 8月第1土曜19:00~21:00、小雨決行、荒天の場合は翌日曜に延期
打上数 4000発
所在地 静岡県浜松市天竜区
場所 天竜川鹿島橋付近の河川敷
関連HP 浜松市公式ホームページ
電車・バスで 遠州鉄道・天竜浜名湖鉄道西鹿島駅から徒歩10分
駐車場 各所に点在、駐車場が少ないため、公共交通機関を利用を
問い合わせ 天竜区観光協会天竜支部 TEL:053-925-5845
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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