全県かけ唄大会|美郷町

全県かけ唄大会

毎年8月23日19:30〜深夜0:00頃、秋田県美郷町六郷の熊野神社境内で『全県かけ唄大会』が開催されます。美郷町六郷かけ唄保存会が主催するイベントで、『仙北荷方節』に即興の歌詞を付けて、2人1組で掛け合うもの。昭和28年始まった熊野神社に奉納する『全県かけ唄大会』。古代の「歌垣」の名残りをとどめる歌合戦です。

『仙北荷方節』の節に乗せ即興で掛け合う

昭和28年、熊野神社の拝殿改築竣工奉祝で、六郷で盛んだった夜通し唄を交互に歌い合う祭礼行事を大会形式にして『全県かけ唄大会』として始めたもの。
2人の唄い手が旬の話題を取り込み、絶妙の掛け合いを演じます。

じゃんけんで先攻後攻を決め、先攻の話題に応じて秋田民謡『仙北荷方節』の節に乗せ、即興で「7・7・7・5」の歌詞を2人で掛け合う歌合戦。
審査の対象は、「唄のうまさ」、そして「文句のできばえ」。
「唄は声より文句が大事、人は見めより心もち」ということから、審査員が判断を下すまで掛け合いが続けられます。

かけ唄(掛唄)のルーツは金澤八幡宮!?

かけ唄(掛唄)は、熊野神社の『全県かけ唄大会』のほかに、横手市にある金澤八幡宮で開かれる『金澤八幡宮伝統掛唄大会』で行なわれています。
金澤八幡宮の宵宮(旧暦8月14日)の「お籠もり」に参加する若い娘に同行した人々が、「お籠もり」が終わるのを待つ間、酒を飲みながら互いに歌に興じたのが掛唄の始まりで、大正15年の社殿改築時に大会化し(旋律も『仙北荷方節』と定められ)、熊野神社のものも金澤八幡宮の大会がルーツになっています。

『全県かけ唄大会』は、昭和46年9月20日放送のNHK新日本紀行『農民即興詩〜秋田県六郷〜』でも取り上げられています。

古代日本の常陸筑波山などにあった歌垣(うたがき)の風習や、東国での嬥歌(かがい)の伝統が今に残されているという研究もあります。

全県かけ唄大会|美郷町
開催日時 毎年8月23日19:30〜深夜0:00頃
所在地 秋田県仙北郡美郷町六郷字米町
場所 熊野神社
関連HP 美郷町公式ホームページ
電車・バスで JR大曲駅からタクシーで20分
ドライブで 秋田自動車道大曲ICから約11km
駐車場 臨時駐車場を利用
問い合わせ 美郷町六郷かけ唄保存会 TEL:0187-84-2152
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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