神奈中が乗合バス車両のカラーデザインを74年ぶりに刷新!

神奈中バス

神奈川中央交通(略称:神奈中、本社:神奈川県平塚市)は、2023年度より新カラーデザインの乗合バス車両を導入。現在の神奈中の乗合バスのカラーデザインのベースとなる配色は1949年頃に採用されたものなので、なんと74年ぶりの刷新ということになります。

カラーデザインは、新幹線も手掛ける奥山清行が担当!

神奈中バス

神奈川中央交通(神奈中)がカバーするエリアは、三浦半島、足柄・箱根などを除く神奈川県のほぼ全域と東京都の多摩地域で、なかには三56系統のように県境を越えて山梨県南都留郡道志村の月夜野バス停まで到達する越境バスも運行されています。
あまり知られていませんが、神奈川中央交通(神奈中)は、日本最大のバス事業者。
バスの保有台数も西日本鉄道を抑えて2000台以上を誇り、日本一です(グループ全体での日本一は3000台以上を有する西鉄グループ)。
神奈川三菱ふそう自動車販売などから新車両を購入し、年間に平均140両程度を更新しているので、徐々に新しいカラーリングの車体が増えていくことになります。

新しいデザインのテーマは、神奈中バスが走る様々なまちと人を結ぶハーモニー(調和・Harmony)で、デザインコンセプトは、「人とまちをより良く結ぶバス」。
3色の縦ライン+グラデーションは、地域の有する多様な個性が融合し調和することをイメージしたものなのだとか。
赤、橙、黄という使用される色は、「黄色いバス」とも親しまれてきたこれまでの神奈中の伝統を踏襲するかたちに。
つまりはベースカラーは変更せずに調和をイメージして色味を変えたということに。

デザインしたのは、奥山清行(おくやまきよゆき)で、「エンツォ・フェラーリ」、新幹線E6系電車、新幹線E7系・W7系電車、「リゾートしらかみ」2代目「橅」編成、「トランスイート四季島」、長崎ロープウェイなどのデザインで知られています。

「2024年2月以降に予定している車両代替に合わせて、神奈中の全エリアで順次運行を開始します」とのことで、神奈中バスオリジナルトミカ(No.12)も、現在のトミカ神奈中バス模型(No.11)三菱ふそうエアロスターに続いて発売されます。

神奈中バス
神奈中バスオリジナルトミカ(No.12)
神奈中バス
現在のカラーリング
神奈中が乗合バス車両のカラーデザインを74年ぶりに刷新!
関連HP 神奈川中央交通公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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