西郷隆盛銅像

西郷隆盛銅像

昭和12年に西郷隆盛没後50年祭記念事業として城山山麓(鹿児島市立美術館前)に立てられた西郷隆盛銅像。上野公園の西郷像(明治30年・高村光雲作)が着流し姿なのに対して、こちらは陸軍特別大演習(明治6年)のときの凛々しい軍服姿。西郷どんは人前で着流し姿はみせないと、親族にも不評で、故郷ではさすがに軍服です。

城山を背に立つ凛々しい西郷像とともに記念撮影を

鹿児島市出身の彫刻家で渋谷の『忠犬ハチ公』像で知られる帝展彫刻審査員・安藤照が8年をかけ、高さ8mの堂々たるモニュメントを制作。
昭和12年5月23日に建立しています。
城山を背景に本体5.76m、土台1.21m、築山7.27mという規模で、周囲に花が植栽された記念撮影用の撮影台も設置されています。

西郷隆盛銅像
名称西郷隆盛銅像/さいごうたかもりどうぞう
Statue of Saigo Takamori
所在地鹿児島県鹿児島市城山町4-36
関連HP鹿児島観光コンベンション協会公式ホームページ
電車・バスでJR鹿児島中央駅からカゴシマシティビュー(観光周遊バス)で11分、西郷銅像前下車、すぐ。または鹿児島駅から鹿児島市電谷山行きで3分、朝日通電停下車、徒歩8分
ドライブで九州自動車道鹿児島北ICから約5.4km。または、鹿児島東西道路田上ICから約4.9km
駐車場タイムズ西郷隆盛銅像裏(14台/有料)など利用
問い合わせ鹿児島市観光交流センター TEL:099-298-5111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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