マテリヤの滝

マテリヤの滝

鹿児島県大島郡大和村、住用川の上流、奄美フォレストポリスキャンプ場近くに落ちる滝がマテリヤの滝。大和浜間切と焼内間切(現在の宇検村湯湾)の中間に位置し、琉球王朝統治時代には旅人や飛脚の中継地だった場所で、滝壺に降り注ぐ陽光が、旅人の心に安らぎを与えたと伝えられています。

滝壺に降り注ぐ太陽が名の由来の滝

マテリヤの滝

マ・ティダ・ヌ・コモリという太陽が輝く滝壺を意味する島口(シマユムタ=奄美の方言/例:わたし/あなた=わん/やー)が名前の由来。
琉球王朝統治時代、一帯は鬱蒼と茂る亜熱帯樹のジャングルでしたが、滝壺のみには太陽の日が差し込み、美しい景観を生み出していました。
正午前後には太陽が真上から降り注ぎ、名前の通りに光り輝く滝つぼを見ることができます。

ハブに遭遇する危険があるので道から外れての歩行は危険です。
海岸沿いの鹿児島県道79号(名瀬瀬戸内線)途中、大和まほろば館の西側(表示あり)で海岸を離れ、7.2km入った場所にマテリヤの滝の駐車場があり、駐車場から沢沿いの遊歩道を徒歩3分ほどで滝に到達できます。
奄美フォレストポリスキャンプ場(海岸から8km)を経由するルートもありますが、海岸から10km以上走るので、海岸からの距離はこのルートが最短ということに。

マテリヤの滝
名称 マテリヤの滝/まてりやのたき
所在地 鹿児島県大島郡大和村名音地内
関連HP 大和村公式ホームページ
ドライブで 奄美空港から約58km。名瀬港から約27km
駐車場 3台/無料
問い合わせ 大和村企画課 TEL:0997-57-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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