毎年5月1日〜9月30日、京都市で『貴船の川床』(きぶねのかわどこ)。京の奥座敷、貴船の川床(かわどこ)は京都市街より5度〜10度気温が低く、清流・貴船川のせせらぎを間近にして、料理旅館などの川床で風流な料理が楽しめます。なお、叡山電鉄貴船口駅から貴船までは、日中1時間に3本ほどのバスの便があります。
京都の奥座敷と呼ばれる貴船では「かわどこ」と呼ぶ!
京都の奥座敷と呼ばれる貴船。
元祖である鴨川は、高床に由来するため、床(ゆか)、納涼床(のうりょうゆか)と呼ばれますが、水を司る貴布禰総本宮貴船神社が鎮座する貴船は、京の「床の間」(とこのま)という意で、川床(かわどこ)と呼んでいます。
鴨川よりも川幅も狭く、流れを間近にするので、川に近いという意味もあるのかもしれません。
『貴船の川床』の実施期間は店舗により異なります。
貴船の川床のルーツといわれる「ふじや」(TEL075-741-2501)は、川魚中心の京会席料理を用意。
大正時代に、当主・藤谷虎男さんが畳ほどの床几(しょうぎ)を川の中に置いたのが貴船の川床の始まりなんだとか。
貴船の中でも最大級を誇る「貴船べにや」(TEL075-741-2041/2名以上で貴船口駅から送迎)の川床の場合、「夏の川床会席」は貴船でとれた若鮎の塩焼きを中心としたコース料理を用意。
5月、6月、9月には限定料理も用意。
2段の滝を眼前にする貴船荘(TEL075-741-2222/2名以上で貴船口駅から送迎)の場合も昼のミニ会席や会席料理が味わえます。
ひろや(TEL075-741-2401/2名以上で貴船口駅から送迎))の場合は、5月・6月は期間限定のサービスメニューが用意されています。
基本的に各店舗とも予約が必要(昼食、夕食ともに)。
雨や増水時には部屋での食事となります。
ゴールデンウィークや夏休みは混雑するので、ゴールデンウィークを外した5月、6月、9月がおすすめです。
予算はランチのミニ会席で8000円前後、会席料理だと1万円くらいから。
料理旅館なら宿泊して、夕食時に川床利用も可能です。
貴船の川床|京都市 | |
開催日時 | 毎年5月1日〜9月30日 |
所在地 | 京都府京都市左京区鞍馬貴船町 |
電車・バスで | 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅から京都バスで5分、貴船下車すぐ。または徒歩30分 |
ドライブで | 名神高速道路京都南ICから約22km |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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