神奈川県藤沢市の江の島に架る橋が江の島大橋・江の島弁天橋。江の島へ渡る道路橋が江の島大橋、人道橋が江の島弁天橋で、江の島大橋は昭和37年、東京オリンピックのヨット競技のために江の島港が建設されたことに伴って架橋。現在の江の島弁天橋は、昭和33年に改修された橋で江の島大橋完成で無料化されています。
東京オリンピックを契機に道路橋が完成
江の島は、渡船もしくは干潮時に砂州を歩いて渡っていましたが、明治24年に川口村村営の江の島桟橋が架橋され、明治30年に島までの桟橋となった際に有料橋に。
台風などでしばしば流されたため、村に多大な負担を強いることから大正11年に県営の橋となっています。
その後も人道橋は有料橋が続いていましたが、昭和37年に橋長389mの江の島大橋(自動車専用京)が完成、こちらが無料の橋だったので、合わせて人道橋・江の島弁天橋も無料になりました。
江の島大橋は、神奈川県道305号江の島線の一部ですが、この県道、国道134号から島までの全長786mしかなく、半分近くが橋になっています。
江の島弁天橋の橋上は富士山のビュースポットでもあり、富士山頂に日が沈むダイヤモンド富士は例年4月5日頃、9月7日頃(年によって多少の変化があります)。
名称 | 江の島大橋・江の島弁天橋/えのしまおおはし・えのしまべんてんばし |
場所 | 神奈川県藤沢市江の島 |
電車・バスで | 小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩10分 |
ドライブで | 横浜横須賀道路朝比奈ICから約13.5km |
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