城ヶ島大橋

城ヶ島大橋

神奈川県三浦市、三崎港側と城ヶ島を結ぶ全長575m、海上橋が城ヶ島大橋(じょうがしまおおはし)。昭和35年4月15日に開通し、神奈川県東部漁港事務所が管理する有料道路でしたが、令和2年4月1日に無料化されています。最高所は海面から21mあり、橋上からは富士山、南アルプス、房総半島、伊豆大島を眺望。

橋の上は眺望もバツグン

城ヶ島

航路のための幅85m、満潮時に海面から橋までの高さ21mを確保することが必要で、昭和35年の完成当時は、鋼製箱桁形式(中央部3スパン)として東洋一を誇っていました。

橋が完成するまでは三崎港・仲崎岸壁からの渡船が唯一の手段でしたが、橋の完成後も観光用に三崎・城ヶ島渡船「白秋」、「さんしろ」が運航しています。

城ヶ島大橋の城ヶ島側の袂には、北原白秋の『城ヶ島の雨』詩碑も立っていますが、城ヶ島大橋の完成後、三崎港周辺の埋め立てなどで往時の景観は失われています。
橋が建設されたのも、昭和30年代に遠洋漁業の急速な発展に伴っての用地不足が原因。
城ヶ島側に埋立用地を求め、橋が架橋されたのです。

城ヶ島大橋
通り矢を眼下に
城ヶ島大橋
名称 城ヶ島大橋/じょうがしまおおはし
所在地 神奈川県三浦市三崎町向ヶ崎町〜城ヶ島
関連HP 三浦市観光協会公式ホームページ
ドライブで 横浜横須賀道路衣笠ICから約15km
駐車場 城ヶ島第2駐車場(15台/有料)
問い合わせ 三浦市観光協会 TEL:046-888-0588/FAX:046-888-5914
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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