神奈川県立保土ケ谷公園

神奈川県立保土ケ谷公園

神奈川県横浜市保土ケ谷区にある神奈川県内で最初に誕生した34.0haという広大な運動公園が、神奈川県立保土ケ谷公園。戦前は横浜の防空対策で誕生した防空緑地として機能し、戦後、運動公園として保土ケ谷球場、軟式野球場、サッカー場、ラグビー場などが整備されています。

運動公園ですが、噴水広場、植物見本園なども整備

神奈川県立保土ケ谷公園

昭和16年5月3日、内務省告示第234号で防空緑地のひとつ保土ケ谷緑地(89.2ha)として緑地保全が図られ(保土ヶ谷緑地、三ツ池緑地=現・神奈川県立三ツ池公園が横浜の二大防空緑地です)、戦後、48haは農地として開放されますが、残りの土地は神奈川県の都市計画公園事業で、緑地の平和利用として野球場や競技場を整備しています。
保土ケ谷公園の整備は、神奈川県における戦後の公園事業の幕開けで、昭和32年まで開園が遅れたのは、緑地の一部が駐留軍に接収されていたからで、接収部分が返還され、昭和32年4月9日に保土ケ谷公園として開園。
「かながわの公園50選」にも選定されています。

平成10年の第53回国民体育大会「かながわ・ゆめ国体」の開催を契機に再整備され、スポーツとやすらぎの場となったのです。

34.0haという広大な敷地には、1万4817人収容で、ナイター照明完備の硬式野球場(保土ケ谷球場)、軟式野球場、少年野球場、テニスコート(9面)、サッカー場(天然芝)、ラグビー場(人工芝)、体育館、屋外プール、運動広場(200mトラック)、オートテニス、ピクニック広場、梅園、かながわアートホール、噴水広場、植物見本園、駐車場が整備されています。

硬式野球場(保土ケ谷球場)は、全国高校野球選手権神奈川大会の会場にもなっています。
公園開設以前の昭和24年に誕生した硬式野球場(保土ケ谷球場)は、「神奈川の高校野球の聖地」ともいわる存在で、水島新司の野球漫画『ドカベン』の主人公・山田太郎の通う明訓高校は神奈川県内という設定なので、保土ケ谷球場(改修前の姿)も描かれています。

神奈川県立保土ケ谷公園
名称 神奈川県立保土ケ谷公園/かながわけんりつほどがやこうえん
所在地 横浜市保土ケ谷区花見台4-2
関連HP 神奈川県立保土ケ谷公園公式ホームページ
電車・バスで JR保土ケ谷駅から横浜駅西口行き、または保土ケ谷駅行き循環バス10分、保土ケ谷野球場前下車
駐車場 A駐車場(215台/有料)、B駐車場(145台/有料)、臨時駐車場(410台/有料)
問い合わせ 神奈川県立保土ケ谷公園管理事務所 TEL:T045-333-5515/FAX:045-333-7901/有料施設利用案内 TEL:045-331-5321
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

神奈川県立三ツ池公園

横浜市鶴見区にある総合公園で、その名の通り、上の池、中の池、下の池の3つの池があります。ソメイヨシノを中心に35品種1000本の桜が植栽され、「日本さくら名所100選」に選定。バードウォッチングも可能で、神奈川県の「かながわの探鳥地50選」

 

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