高知県安芸郡馬路村にある魚梁瀬森林鉄道のかつての隧道(ずいどう=トンネル)が平瀬隧道。明治44年開通、切石砂岩を積んだ全長70.6mの石造隧道で、国の重要文化財に指定されています。西側の坑口には石造の翼壁も現存しています。現在は使われることなく、トンネル跡として残されています。
県道12号安田東洋線の車窓から見学
坑口には「Ⅴ」の刻印があり、川下から5番目の隧道を意味しています。
安田川に沿って走る高知県道12号安田東洋線沿いにあり、カーブの前後に隧道の入口を見ることができます。
一見すると旧道のトンネルのようですが、これがかつての森林鉄道の隧道。
幅3m、高さ3.5mで、県道としては拡幅しないと使えないので、利用されていません。
旧魚梁瀬森林鉄道施設・平瀬隧道 | |
名称 | 旧魚梁瀬森林鉄道施設・平瀬隧道/きゅうやなせしんりんてつどうしせつ・ひらせずいどう |
所在地 | 高知県安芸郡馬路村馬路字カラ谷4198-21先 |
関連HP | 中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会公式ホームページ |
ドライブで | 高知自動車道南国ICから約73km |
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