高知県高岡郡四万十町、「日本の白砂青松百選」、そして環境省の「快水浴場百選」に選定される小室の浜(興津海水浴場)の東、土佐湾に突き出し、美しいビーチを荒波から守る岬が、興津岬。岬の高台には白亜の興津埼灯台が建っています。ダートの林道で到達するかなり秘境的な存在。
岬(三崎山)の高台、標高176mに白亜の灯台が!
興津という地名は、4ヶ所の浜から、四津ノ村が与津村、さらに與津村となり、昭和23年5月3日の憲法発布記念日に縁起がいい興津村へと変更されたもの。
興津埼灯台は、昭和26年7月27日に初点灯。
もともとは三崎山と呼ばれていた山の上に建ち、塔高14m、灯火部分は海面から188mの高さにあります(灯台横に176.1mの電子水準点があります)。
光達距離は20海里なので、37km沖合まで光が届くという大型の灯台です。
建設当時は灯台守が家族とともに居住した有人灯台でしたが、昭和46年に無人化しています。
浦分漁港からダートの灯台管理用の未舗装林道(2.5km、一部舗装区間があります)が通じていますが、幅員が狭く路面が悪いので、4WDでないと到達は無理、徒歩だと浦分漁港から30分ほど必要です。
興津岬(興津埼灯台)、小室の浜(興津海水浴場)へは、高知県道52号(興津窪川線)を使い興津坂の峠越えが必要で、途中はクネクネ道ですが、土佐興津展望台があって興津岬方面の眺望が広がります。
興津岬(興津埼灯台) | |
名称 | 興津岬(興津埼灯台)/おきつみさき(おきつさきとうだい) |
所在地 | 高知県高岡郡四万十町興津 |
ドライブで | 高知自動車道四万十町中央ICから約17kmで浦分漁港 |
問い合わせ | 興津観光協会 TEL:0880-25-0632/FAX:0880-25-0632 |
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