米塚

米塚

阿蘇登山道路(阿蘇パノラマライン)と呼ばれる熊本県道111号(阿蘇吉田線)ぞいにある標高984mのすり鉢状の小山が米塚。比高80mほどの美しいスコリア丘(3000年前ほど前に形成されました)で中央には直径100mの火口があり(山体の基底直径は380m)、阿蘇ユネスコジオパークの米塚ジオサイトにもなっています。

阿蘇を開拓した健磐龍命(たけいわたつのみこと)が収穫した米を積み上げた山だと伝承され、それが米塚の名の由来。
阿蘇パノラマラインを走ればその優美な姿を眺めることができます。

阿蘇パノラマライン途中の米塚を眼前にする園地が米塚下園地。
広い駐車場に車を入れのんびりすることができ、周囲は草原で遊歩道もありますが、米塚自体は残念ながら登山禁止。
米塚に付けられた登山道のような道は原野の利用範囲を示す境界線で、登山道ではありません。

米塚下園地から牧草地を越え蛇ノ尾山まで片道30分の遊歩道が整備されています。
少し草千里方面に走った場所には上米塚があり、上米塚ではスコリア丘の断面が観察できます。

米塚
名称米塚/こめづか
所在地熊本県阿蘇市永草
電車・バスでJR阿蘇駅からタクシーで20分
ドライブで九州自動車道熊本ICから約32kmで米塚下園地
駐車場米塚下園地駐車場(45台/無料)を利用
問い合わせ阿蘇市観光課 TEL:0967-22-3111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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