熊本県天草市にある代々庄屋を務めた高浜焼の窯元、高浜焼寿芳窯。宝暦12年(1762年)、第6代上田伝五右衛門武弼まで遡る高浜焼の元祖で、自社製の天然陶石を使い、白磁器を作陶。売店で販売されるのを購入できるほか絵付体験教室も用意され、オリジナルの皿や茶碗を作ることができます。
高浜焼の元祖で、売店で購入が可能
万治元年(1658年)、庄屋となった上田家、伊万里焼や有田焼の原料にもなっているのが天草陶石(流紋岩が1500万年前に熱水変質作用で陶石化したもの)。
平賀源内も「天下に二つと無い最高級品」と記した良質な磁器原料です。
高級白磁原料で、高浜焼寿芳窯では自社(上田陶石合資会社)の扱う最上級に純度の高い天草陶石だけを用いて磁器を作陶しています。
ユニバーサルデザインのユニバーサルシリーズ、江戸時代中期の海藻模様「海松紋」(みるもん)を描いた復刻シリーズなど、お洒落でハイセンスな製品が多数あり、売店で販売されています。
併設して、7代目当主・上田宜珍(うえだよしうず)が江戸時代後期、文化12年(1815年)に建てた上田家庄屋屋敷、上田家と高浜焼の歴史を紹介する上田資料館があり、すべて上田陶石合資会社の運営です。
高浜焼寿芳窯 | |
名称 | 高浜焼寿芳窯/たかはまやきじゅうほうがま |
所在地 | 熊本県天草市天草町高浜南598 |
関連HP | 高浜焼寿芳窯公式ホームページ |
ドライブで | 鬼池港から約34km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 上田陶石合資会社 TEL:0969-42-1115/FAX:0969-42-0640 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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