平野神社

平野神社

京都市北区、北野天満宮にほど近い場所に建つ古社が平野神社。延暦13年(794年)の平安遷都の際、桓武天皇(かんむてんのう)が大和国から移したと伝わります。平安時代編纂の『延喜式神明帳』の記載の式内社(名神大社)で、平安時代に花山天皇(かざんてんのう)が桜を植えて以来の桜の名所。

神紋も「桜」で、授与品には「開運桜」も

平野神社

奈良時代末期から臣籍降下(しんせきこうか/皇族が皇籍を離れ源氏、平氏などの姓を賜り臣下になること)の制度が定まり、臣籍降下した源氏、平氏、高階氏、大江氏、中原氏、清原氏、秋篠氏ほか天皇外戚の氏神となっています。

桓武天皇の生母で、光仁天皇(こうにんてんのう)の妃・高野新笠(たかののにいがさ=百済系渡来氏族出身)の祖神として平城京に祀られた神祠が始まり。

別名「平野造」とも呼ばれる比翼春日造の本殿は、2棟4殿の特殊な様式で建てられており、国の重要文化財。
公家・歌人で医者でもあった西洞院時慶(にしのとういんときよし)が後陽成天皇の勅許を得て、荒廃していた平野神社を再建したさいに建てられたもの。

境内に広がる桜苑は、花山天皇(かざんてんのう)が寛和元年(985年)に桜を植えて以来の桜の名所(当時は花見といえば梅を意味していました)。
近世には「平野の夜桜」といわれる京屈指の桜の名所となり、今も開花期には薄紅枝垂、胡蝶、寝覚桜など、約60種400本の桜が咲き乱れます。
なかでも魁桜(さきがけさくら/開花は例年3月中旬~3月下旬)は、平野神社発祥の桜で、京に花見のシーズンが始まるのを告げる桜となっています。
神紋も「桜」で、授与品には八重桜の花びらを塩漬けにした「開運桜」も。

4月10日の『桜花祭』(おうかさい)は、花山天皇が後胤繁栄(こういんはんえい=子孫繁栄)を祈るため、平野神社へ行幸、臨時の勅祭を執り行なったことに始まる祭礼です。
花山天皇陵参拝後、神幸列発輿祭が斎行され、時代行列が氏子地域を巡行します。

名称 平野神社/ひらのじんじゃ
所在地 京都府京都市北区平野宮本町1
関連HP 平野神社公式ホームページ
電車・バスで 京福北野線北野白梅町駅から徒歩5分。または、JR京都駅から市バスで37分、衣笠校前下車、徒歩3分
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約9km
駐車場 20台/無料
問い合わせ TEL:075-461-4450
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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