永観堂(禅林寺)

永観堂(禅林寺)

京都市左京区にある浄土宗西山禅林寺派総本山が永観堂。「紅葉の永観堂」として知られる名刹ですが、正しくは禅林寺。仁寿3年(853年)、空海の弟子・真紹(しんじょう)が、歌人・文人の藤原関雄の山荘を譲り受け、真言密教の寺としたのが始まり。京都に3ヶ所あった勧学院(学問研究所)のひとつ。

新緑、紅葉の名所としても有名

貞観5年(863年)、清和天皇から鎮護国家の道場として勅額を頂戴し、禅林寺と名付けられました。
承歴年間(1077年~1081年)に第7世永観(ようかん=呉音読み)が入寺し浄土念仏道場に。
静遍(じょうへん)により鎌倉時代の初期に浄土宗に改宗、建久9年(1198年)には静遍に帰依する源頼朝が参詣し、大般若経を寄進しています。

京を焼け野原にした応仁の乱で堂宇は焼失しますがその後再建。
阿弥陀堂(本堂)は、慶長2年(1597年)、大坂・四天王寺に建立された曼荼羅堂を慶長12年(1607年)に移築したもの。

天保11年(1840年)築の南門(遊心門)、正徳3年(1713年)築の中門、文政13年(1830年)築の唐門、寛永4年(1627年)築の釈迦堂(方丈)、宝永4年(1707年)築の鐘楼など江戸時代の建築物や、大正元年築の総ケヤキ造の仏堂(御影堂)が地形の高低差を生かして渡り廊下でつながれています。

本尊の阿弥陀如来像は鎌倉時代初期の作で、顔を斜めに向ける「見返り阿弥陀」として知られています(国の重要文化財)。
国宝の『絹本著色山越阿弥陀図』(東京国立博物館に寄託)など数多くの寺宝を有しています。

紅葉シーズンのい11月上旬~12月上旬の間、夜間特別拝観(ライトアップ)も行なわれ、それにあわせて寺宝展が行なわれています。
阿弥陀堂、多宝塔などの諸堂や参道、放生池周辺のイロハモミジやオオモミジがライトアップされ幻想的。
京都の諸寺のライトアップのなかでも幻想的な雰囲気では秀逸です。

名称 永観堂(禅林寺)/えいかんどう(ぜんりんじ)
所在地 京都府京都市左京区永観堂町48
関連HP 永観堂公式ホームページ
電車・バスで JR京都駅から市バスで34分、南禅寺永観堂前下車、徒歩5分で総門。地下鉄東西線蹴上駅から徒歩10分
ドライブで 名神高速道路京都東ICから約6km
駐車場 禅林寺駐車場(20台/無料)
問い合わせ TEL:075-761-0007/FAX:075-771-4243
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
永観堂『秋の寺宝展・ライトアップ』

永観堂『秋の寺宝展・ライトアップ』|京都市|2019

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