退蔵院

退蔵院

臨済宗妙心寺派の妙心寺の塔頭(たっちゅう=支院)のひとつで、波多野出雲守重通が応永11年(1404年)に創建したのが退蔵院。妙心寺の塔頭の中でも屈指の古刹で、退蔵院の庭園は妙心寺の庭園を代表する傑作です。室町時代、狩野元信(かのうもとのぶ)により作庭されたという枯山水庭園「元信の庭」は、国の史跡名勝に指定されています。

狩野元信の作の観賞式枯山水の名庭「元信の庭」を鑑賞

退蔵院
枯山水庭園「元信の庭」
退蔵院
池泉回遊式庭園「余香苑」

自らが描いた庭の絵を立体的に表現し直した「絵画的で立体的な庭」と評されています。
退蔵院の方丈は慶長年間(1596年〜1615年)の建立で国の重要文化財。

水墨画の祖といわれる相国寺(しょうこくじ=現・京都市上京区、臨済宗相国寺派大本山)の画僧・如拙(じょせつ=同じ相国寺の画僧・雪舟に祖と仰がれた、日本における漢画の祖)が描いた室町時代の名作『瓢鮎図』(ひょうねんず=国宝)を所蔵。

また池泉回遊式庭園「余香苑」は、「昭和の小堀遠州」と称された中根金作の作庭した現代の名庭。

境内にある紅しだれ桜は平成25年のJR東海「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンのポスターやテレビCMで紹介されて一躍有名に。

売店では、国宝『瓢鮎図』にちなみ「なまず」をあしらった土産も用意。
池泉回遊式庭園「余香苑」に併設のお茶席「大休庵」では、「もちどら」を味わいながら抹茶を味わうこともできます(売店にて随時受付)。

退蔵院
国宝『瓢鮎図』
退蔵院
名称退蔵院/たいぞういん
所在地京都府京都市右京区花園妙心寺町35
関連HP退蔵院公式ホームページ
電車・バスでJR花園駅から妙心寺南総門経由で徒歩8分。JR京都駅から市バスで41分、妙心寺北門前下車、徒歩7分。京福北野線妙心寺駅から徒歩12分
ドライブで名神高速道路京都南ICから約10km
駐車場花園会館駐車場を利用(台数に制限があるので、なるべく公共交通機関で)
問い合わせ退蔵院 TEL:075-463-2855
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大心院

大心院

京都府京都市右京区花園妙心寺町、妙心寺の塔頭(たっちゅう)のひとつが大心院。退蔵院、桂春院とともに通常公開される3ヶ寺のひとつで、しかも庭に臨む宿坊も兼ねるのがこの大心院。大書院前の「阿吽の庭」(あうんのにわ)と本堂南庭の「牡丹の庭」と呼ば

桂春院

桂春院

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