下呂温泉合掌村

下呂温泉合掌村

岐阜県下呂市森、下呂温泉街の東、弘法山の丘陵地にあり、世界遺産の白川郷、五箇山などから移築された10棟の合掌家屋で集落を再現した観光施設が、下呂温泉合掌村。雪深い飛騨の往時の生活を知ることのできる貴重な施設で、茅葺き民家の1棟は、国の重要文化財に指定された旧大戸家住宅(合掌造りでは日本最大級)。

合掌造りの建物10棟が並ぶ一大テーマパーク

下呂温泉合掌村

「合掌の里」は、国の重要文化財「旧大戸家住宅」(白川郷から移築)を中心に10棟の合掌造りで集落を再現、国の登録有形文化財の旧岩崎家(五箇山から移築)は、民俗資料館に再生され、農具や民具を展示しています。
演芸館「しらさぎ座」(劇団かかし座による影絵劇公演は平成29年10月1日をもって終演)、陶芸と紙漉き体験のできる「飛騨工房」、食事処・売店の「市倉」(アマゴ・岩魚・鮎の炭火焼が人気)、休憩所の「かえるの館」、麺処の「合掌茶屋」、木造倉庫で国の登録有形文化財に指定の「旧遠山家住宅板倉」(御母衣から移築)、円空仏を展示する「円空館」、「竹原文楽記念館」などがあります。
散策の疲れをいやす「合掌の足湯」も整備され、冬至の日には「ゆずの足湯」に。

里山の自然が残る「歳時記の森」にある古民家「萬古庵」(ばんこかん)の1階はあんみつなどの味わえる茶房になっています。
「歳時記の森」にはかえる神社も鎮座。
下呂温泉の地名に関しては古代の官道に置かれた駅屋・下留(しものとまり)が転訛したというのが定説)で、カエルの鳴き声とは無関係ですが、目下カエルは下呂温泉のマスコット的な存在となっていて、温泉街各地にそのモチーフが置かれています。

下呂温泉合掌村
名称 下呂温泉合掌村/げろおんせんがっしょうむら
所在地 岐阜県下呂市森2369
関連HP 下呂温泉合掌村公式ホームページ
電車・バスで JR下呂駅から徒歩20分
ドライブで 中央自動車道中津川ICから約53km。または、高山清見道路(中部縦貫自動車道)高山西ICから約59km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 中央自動車道中津川ICから約53km。または、高山清見道路(中部縦貫自動車道)高山西ICから約59km
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重要文化財旧大戸家住宅

重要文化財旧大戸家住宅

岐阜県下呂市、下呂温泉合掌村にある日本最大級の合掌造りの建物が、重要文化財旧大戸家住宅。棟札から建物の建築は天保4年(1833年)から13年の歳月をかけて建てられたことがわかっています。間口は21m、奥行き12.3m、高さ13mという堂々た

 

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