重要文化財旧大戸家住宅

重要文化財旧大戸家住宅

岐阜県下呂市、下呂温泉合掌村にある日本最大級の合掌造りの建物が、重要文化財旧大戸家住宅。棟札から建物の建築は天保4年(1833年)から13年の歳月をかけて建てられたことがわかっています。間口は21m、奥行き12.3m、高さ13mという堂々たるもので、内部の保存状態も良く、国の重要文化財に指定。

白川郷・御母衣から移築した日本最大級の合掌造り

もともとは同じ岐阜県でも白川村(白川郷)の御母衣(みほろ)上洞にあった大戸継盛さんの合掌造り住居。
庄川の電源開発で昭和36年に完成した御母衣ダムのダム湖・御母衣湖の湖底に沈む運命となった建物を、文化財保護委員会の技術指導のもと昭和38年3月に合掌村に移築したもの(174世帯・230戸が水没)。
白川村(白川郷)は、平家落人の里という伝承があり、大戸家は平家の落ち武者(平経盛)をルーツとする家系とか。
1重3階、切妻造り、茅葺きの建物は、内部の見学も可能。
白川郷の民家は、南部の庄川沿いは飛騨高山の系統で入母屋形式が多く、雪深い荻町合掌造り集落や、越中五箇山など世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に指定されるエリアは、切妻造りが多いのが特徴です。

旧大戸家住宅玄関(土間)に展示される棟札には、天保4年(1833年)〜弘化3年(1846年)の建設期間、作業にあたった職人や家族の名前が記されています。
造営時の、この大きな建物に住んだ家族は19名を数え、うち3分の2が女性ですが、養蚕(ようさん)を主産業とする当時の世相を繁栄した家族構成と推測できます。

重要文化財旧大戸家住宅
名称 重要文化財旧大戸家住宅/じゅうようぶんかざいきゅうおおとけじゅうたく
所在地 岐阜県下呂市森2369
関連HP 下呂温泉合掌村公式ホームページ
電車・バスで JR下呂駅から徒歩20分
ドライブで 中央自動車道中津川ICから約53km。または、高山清見道路(中部縦貫自動車道)高山西ICから約59km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 下呂温泉合掌村 TEL:0576-25-2239/FAX:0576-25-4283
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
御母衣ダム

御母衣ダム

関西方面への電力供給を目的に昭和35年、庄川をせきとめて造られた高さ131m、長さ405m、有効貯水量3億3000万立方メートルの大規模ダムが御母衣ダム(みぼろだむ/岐阜県白川村)。岩石を台形に積み上げ、中心部に粘土、外側に砂や砂利を入れて

 

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