大黒屋茶房

大黒屋茶房

岐阜県中津川市馬籠、中山道(なかせんどう)・木曽路、馬籠宿(まごめしゅく)にある食事処が大黒屋茶房。街道時代は造り酒屋を営んでいた大黒屋の名物は、馬籠出身の島崎藤村の小説『夜明け前』にも記述のある「栗おこわ」です。

島崎藤村とも関係の深い、大黒屋

大黒屋茶房

大黒屋10代目・大脇兵右衛門信興がつけていた『大黒屋日記』は、島崎藤村が『夜明け前』執筆の資料としたことで有名で、島崎藤村の初恋の人、おゆふさんの生家でもあり(14歳で妻籠宿の脇本陣奥谷の林家に嫁ぐ)、まさに『夜明け前』ゆかりの茶房。

大黒屋の蔵からは島崎藤村の父で馬籠宿本陣(現在の藤村記念館の場所)を務めた島崎正樹の蔵書も発見されています。
これは島崎家が明治25年に財産を大黒屋(大脇家)に売り渡して東京に出たから。
『夜明け前』には伏見屋金兵衛として登場しています(「金兵衛の家は伏見屋と言って、造り酒屋をしている」)。

小説に登場するのは、当時の小ぶりの栗ですが、現在の大黒屋は大粒の信州・小布施(おぶせ)産の栗を使い、もち米で炊いた「栗こわめし」が名物料理です。
民芸品コーナーも併設しており、土産の購入も可能。

街道名物の「栗こわめし」は、『木曽街道膝栗毛』を著した十返舎一九も「渋皮のむけし女は見えねども 栗のこはめしここ乃名物」と記しています。

大黒屋茶房
名称 大黒屋茶房/だいこくやさぼう
所在地 岐阜県中津川市馬籠4255-1
電車・バスで JR中津川駅から濃飛バス馬籠行きで29分、終点下車、徒歩15分
ドライブで 中央自動車道中津川ICから約14km
駐車場 市営馬籠駐車場(500台/無料)
問い合わせ 大黒屋茶房 TEL:0573 69 2504
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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