安田念珠店

京都市中京区、寺町通りに天和3年（1683年）創業の京念珠の店、安田念珠店。寺町京極商店街の一角、寺町通と六角通の角に建つ京都各本山の御用達商人として創業したという歴史ある店で、各宗派共通の数珠のほか宗派別の数珠も各種用意する京都を代表する数珠の名店。

各本山御用達、京念珠の専門店

天正18年（1590年）、豊臣秀吉による京都大改造計画の一環で、洛中各所の寺を集めて寺町を築きました。
寺院群を築いたのは、寺院を管理し、いざというときには京の町の東側の防御ラインにするため。
秀吉が南北に通した寺町通の周辺には、様々な店が出店するようになりますが、安田念珠店もその一軒なのです。

安田念珠店では、数珠のことをあえて念珠と称するのは、「想いを込めて念じる」から。
もちろん定番の数珠も、京都の職人が厳選した素材で一点ずつ丁寧に仕上げるものだけに、迷ってしまうほど種類豊富ですが、本来は魔除けや厄除けでもあった念珠を日常気軽に持てるようにとブレスレット感覚で仕立てられた「腕輪念珠」もあって、こちらも人気。
厄除七色ブレスレット、厄除ストラップなど厄除・開運ブレスレットを含め、各種数珠は通販での購入も可能。

店舗も寺町本店のほか、京都駅、京都タカシマヤ、日本橋三越などに出店。

寺町京極商店街

京都市中京区、京都の中心、三条寺町～四条寺町の間に続く老舗商店街が寺町京極商店街（てらまちきょうごくしょうてんがい）。豊臣秀吉の京の都市改造によって誕生した寺町通り界隈の賑わいを今に受け継ぐ商店街で、180余の店舗が並んでいます。秀吉がつく