鳥羽水族館

鳥羽水族館

三重県鳥羽市、昭和30年にミキモト真珠島を眼前とする鳥羽港に誕生した歴史ある水族館が鳥羽水族館(とばすいぞくかん)。「パフォーマンススタジアム」、「海獣の王国」、「古代の海」などにテーマ分けされた12のゾーンを有する超巨大水族館で、約850種2万点の海の生物を飼育。

人魚のモデル、ジュゴン、そしてラッコのいる水族館

ミキモト真珠島を訪れる観光客が、島へ船で渡る前後に、鮮魚問屋の丸幸商店の生け簀に目をやることに注目し、丸幸商店・中村楠雄社長と鳥羽市初代市長・中村幸吉が話し合った結果、「海洋観光都市」の目玉の一つとして昭和30年5月15日に開館(丸幸商店が開設)。
現在では屋内型では世界でも有数の水族館に発展していますが(日本初のラッコ2世の誕生、ジュゴン飼育の世界記録31年5か月保有)、経営は丸幸商店が前身の株式会社鳥羽水族館。

鳥羽水族館の名物でもあるアシカショーの「パフォーマンススタジアム」、プールを本物そっくりの岩で覆い、造波装置を設けて波の打ち寄せる景観を演出した「海獣の王国」、カブトガニやオウムガイ、チョウザメ、アリゲーターガーといった古代魚が遊泳する「古代の海」、水槽に大サンゴ礁を再現しカラフルな熱帯魚やウミガメが泳ぐ「コーラルリーフ・ダイビング」、人魚伝説のモデルになったといわれるジュゴンを日本で唯一展示する「人魚の海」、黒潮の流れる熊野灘と日本最大の内湾、伊勢湾の動物を中心に、日本の海を紹介する「伊勢志摩の海・日本の海」、さらに「極地の海」、「日本の川」、「ジャングルワールド」、「奇跡の森」、「水の回廊」など、どのゾーンも見ごたえ十分。

注目のラッコは、「極地の海」で見ることができます。

鳥羽水族館

通路の全長は1.5kmもありますが、順路を無くし自由通路としているため気ままにのんびりと鑑賞できる仕組み。

レストランは、サンゴ礁の海を再現した大水槽の向かい側の「花さんご」、鳥羽湾を眺める「ベイサイド」の2ヶ所。
ショップも「メインショップ」、「プラザショップ」の2ヶ所営業。
オリジナルグッズも豊富です。

ショー会場以外はベビーカーの利用も可能。
車椅子、ベビーカー、シニアカーの貸し出しも実施しています(ショー会場に車椅子優先ゾーンを設置)。

ちなみに、鳥羽水族館では、大型水槽の中で「水中入社式」と呼ばれる入社式を毎年開催。

鳥羽水族館
名称 鳥羽水族館/とばすいぞくかん
所在地 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
関連HP 鳥羽水族館公式ホームページ
電車・バスで 近鉄鳥羽線鳥羽駅から徒歩10分
ドライブで 伊勢二見鳥羽ライン二見JCTから約7.5km
駐車場 530台/有料
問い合わせ 鳥羽水族館 TEL:0599-25-2555/FAX:0599-25-2587
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

ラッコが見られなくなる!? ラッコを見学できる水族館は2館3頭

現在、日本国内の水族館で飼育されるラッコはわずかに4頭。展示されるのは、鳥羽水族館の2頭とマリンワールド海の中道の1頭の、わずかに3頭。高齢化が進んでいますが、絶滅の危機にあるため、新たな入手も困難。つまりは、国内で間近にラッコを眺めるのは

 

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