紫式部&『源氏物語』ゆかりの地へ! 【福井編】

紫式部&『源氏物語』ゆかりの地へ!

長徳2年(996年)、紫式部は父・藤原為時に伴って越前国に入国しますが、これが人生で京を離れて暮らした唯一の経験。紫式部が暮らした屋敷のあった場所は定かでありませんが、父・藤原為時が国司として任官した国庁は、越前市武生にあったと推測されています。

紫式部公園|越前国の国府に滞在した紫式部をイメージして築かれた庭園

所在地:福井県越前市東千福町20-369
内容:紫式部が、父・藤原為時が越前守となって越前国の国府に赴任した際、滞在したと推測される越前市武生地区に築かれている寝殿造庭園の美しい庭園です

紫式部公園

紫式部公園

『源氏物語』の作者・紫式部(むらさきしきぶ)の父・藤原為時(ふじわらのためとき)は、長徳2年(996年)、越前守(越前国守)として越前に赴任(越前国庁は現在の越前市にあったと推測されますが定かでありません)。その際、娘の紫式部も帯同し、滞在

紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)|越前国国府と紫式部の歴史を紹介

所在地:福井県越前市東千福町21-12
内容:NHK大河ドラマ『光る君へ』の放送に先立ち、令和2年4月23日に無料休憩所として利用されていた「藤波亭」を、国府が置かれた越前市の歴史と紫式部との関わりを発信し、観光振興を図る施設としてミュージアムへと改修して開館

紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)

紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)

2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(主演・吉高由里子)の主人公・紫式部は、藤原宣孝(ふじわらののぶたか)との結婚が決まるまでの1年余りを、越前国の国府のあった福井県越前市で過ごしています。越前国国府と紫式部の歴史を紹介するミュージアム

総社大神宮|越前国の国司となった父・藤原為時が参拝した総社

所在地:福井県越前市京町1-4-35
内容:国庁に勤務する国司が、国内の神社を巡礼するのを簡素化するために創建した、越前国の総社が、福井県越前市にある総社大神宮で、紫式部の父・藤原為時も国司として赴任し、すぐにこの総社に参拝したのだと推測できます
前田利家の府中城築城で二の丸予定地となり、現社地に遷座し、平安時代の社地とは異なる場所にあります

総社大神宮

総社大神宮

越前国は、7世紀末の大宝律令(たいほうりつりょう)で越国(こしのくに)が朝廷に近い方から越前国、越中国、越後国に分割して設立。国庁に勤務する国司が、国内の神社を巡礼するのを簡素化するために創建した、越前国の総社が、福井県越前市にある総社大神

紫式部&『源氏物語』ゆかりの地へ! 【福井編】
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2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部。『源氏物語』、『紫式部日記』の作者としても知られる紫式部ゆかりの地を旅するならば、まずは活躍の地である京都へ。平安時代、大坂(大阪)や兵庫(神戸)がまた田舎だとされた時代の京の都を想

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滋賀県大津市にある石山寺は、平安時代、宮中の女性たちの観音詣(石山詣)の地。紫式部は、石山寺で『源氏物語』の構想を練ったとされています。また琵琶湖の舟運を含め、越前下向時の道筋でもあり、父・父・藤原為時(ふじわらのためとき)に帯同して旅した

 

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