鞍埼灯台

鞍埼灯台

宮崎県日南市南郷町、目井津港沖3kmに位置する大島(日向大島)に建つ歴史ある灯台が鞍埼灯台(くらさきとうだい)。明治17年8月15日初点灯の日本最古のコンクリート造りです。大島には大島小学校の校舎を改装した日向市営の「アドベンチャーキャビン」があり、その管理者だけという島ですが、目井津港から高速船が1日4往復(所要13分)運航。

無筋コンクリート造りの最古の灯台

明治17年の初点灯時には石油を燃料にしていたという歴史ある灯台で(49番目の西洋式灯台)、第二次世界大戦では、6回もの空襲を受け、破壊されていますが、昭和26年に修復。
建設にあたっては、島の港から灯台まで、人肩で資材を運搬したと伝えられています。

無筋コンクリート造りという構造は往時のままで、灯塔部は12角形という珍しいスタイルです。
海上保安庁のAランクの保存灯台にも選定され、全国23灯台あるAランクのうち、最南にあるのがこの鞍埼灯台です(最北は青森県東通村の尻屋埼灯台/明治9年10月20日初点灯)。
また、経済産業省の近代化産業遺産(「安全な船舶航行に貢献し我が国の海運業等を支えた燈台等建設の歩みを物語る近代化産業遺産群」)にも認定されるほか、国の登録有形文化財にもなっています。
昭和40年に無人化されています。

塔高は14.1mですが、高台に建つので、灯火部分は海面上93mに位置し、24.5海里(45km)まで光が届く設計に。
また、灯台横の鞍埼水島照射灯で、沖合(1680m先)にある岩礁・水島を照らして船舶に危険の存在を知らせています。
沖合を「飛鳥Ⅱ」、「にっぽん丸」などの大型クルーズ船が通ることもあり、今も現役で活躍。

ちなみに目井津港からの市営旅客船が着岸するのは、小浜港と竹之尻港の2ヶ所。
灯台に近いのは竹之尻港で、下船後、徒歩1時間ほど必要です(2.6km)。
無人島状態なので、「アドベンチャーキャビン」に宿泊しない場合には帰りの船に間に合うようなプランニングが必要です。

名称 鞍埼灯台/くらさきとうだい
所在地 宮崎県南那珂郡南郷町
関連HP 燈光会公式ホームページ
電車・バスで 目井津港から市営旅客船で13分、竹之尻港下船、徒歩1時間
ドライブで 宮崎自動車道宮崎ICから約51kmで目井津港、目井津港から市営旅客船で13分、竹之尻港下船、徒歩1時間
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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