秋篠寺

秋篠寺

奈良県奈良市秋篠町にある古刹が秋篠寺(あきしのでら)。光仁天皇の勅願寺で、奈良時代末に平城京の西北端、秋篠の里に建てられましたが、保延元年(1135年)の火災により主要な伽藍を焼失。現存する本堂は創建時の講堂跡に鎌倉時代に再建されたもので国宝。奈良時代の金堂や東西両塔が建った場所は雑木林となってしまっています。

伎芸天立像は、「東洋のミューズ」と称えらる

秋篠寺でもっとも有名な仏像は、本堂に安置される伎芸天立像(国の重要文化財)。
そのしなやかな立ち姿は「東洋のミューズ」(Muse・ミューズ=ギリシャ神話の女神たちの総称)と称えられ、優美な写実性は古美術愛好家にも広く親しまれています。
技芸修達、福徳円満の神様として芸術家や芸能人らの拝観も多いのが特徴。


本尊の木造薬師如来及両脇侍像も国の重要文化財。
本堂西側の大元堂に安置される木造大元帥明王立像(国の重要文化財)は、6月6日の結縁開扉のみ一般公開されています。
歴史ある名刹だけに、国の重要文化財など寺宝も多数で、一部は奈良国立博物館、東京国立博物館に寄託されています。

名称 秋篠寺/あきしのでら
所在地 奈良県奈良市秋篠町757
関連HP 奈良市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 近鉄京都線・奈良線大和西大寺駅から奈良交通バス押熊行きで6分、秋篠寺下車すぐ
ドライブで 第二阪奈道路宝来ICから約4.5km
駐車場 12台/無料
問い合わせ TEL:0742-45-4600
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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