松山西口関門

松山西口関門

宇陀松山伝統的建造物群保存地区の一角にある小さな門。現存する唯一の宇陀松山城(続日本100名城)の遺構で、慶長5年(1600年)の関ヶ原の合戦の功績で、福島高晴(ふくしまたかはる=福島正則の弟)が宇陀松山城に入城した際に、本丸御殿などを修築していますが、その際に築かれた城門だと推測されています。

宇陀松山城の城下町入口に位置する門

福島高晴は、元和元年(1615年)、大坂夏の陣において豊臣方に内通したとして改易され、城は小堀遠州らによって破却され廃城となりましたが、黒門だけは奇跡的に残されています。

城下町の入口にある簡素な高麗門ですが、往時のままに残されることから国の史跡にもなっています。
ちなみに宇陀松山城の大手は、春日神社あたりで、春日門(大手門)の櫓跡の石垣が現存。

松山西口関門
名称 松山西口関門/まつやまにしぐちかんもん
所在地 奈良県宇陀市大宇陀下茶215-3
関連HP 宇陀市公式ホームページ
電車・バスで 近鉄榛原駅から奈良交通バス大宇陀行き20分、終点下車、徒歩10分
ドライブで 西名阪自動車道天理ICから約30km
駐車場 道の駅宇陀路大宇陀駐車場を利用
問い合わせ 宇陀市農林商工部商工観光課 TEL:0745-82-2457/FAX:0745-82-8211
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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