北陸の冬の味覚、本ズワイガニが沿岸漁港で水揚げされ盛況だ。産地で呼び名が異なり福井では越前ガニ、富山はズワイガニ、石川では加能ガニ。それぞれ漁場の違いで風味も微妙差だが、来年3月まで旬の味を楽しむ旅人が大勢やってくる。北陸カニ最前線を巡ってみた。
最大市場、水揚げ1日平均4000匹、富山湾新湊港の昼セリ活況
最高ランク極み印(越前カニ)1杯10万円、歳暮の目玉に
宿のカニ尽くし献立に工夫さまざま、紅白丼や釜めし、面寿司
本ズワイの水揚げが北陸沿岸で最大級の富山県新湊港。1日平均4000匹が昼セリにかけられる。
ことしは11月の解禁以来、好調で形も大きく味も上々という。
富山湾へ流れ込む立山連峰の岩清水が栄養豊かなプランクトンに。セリにかかったカニの値段もピンキリに広がる。
お徳用の紅ズワイガニも人気で1杯7000円から。
港のトキトキ市場では釜茹でのカニを求めて列が続いていた。
2019年3月31日までJR西日本、JR東海、JR東日本が展開中の【ジャーパニーズ ビューティ ホクリク】キャンペーンは、北陸の石川・富山・福井の3県にまたがり列車と旬の味覚のカニを中心に美食と自然、温泉など旅行パックに組み込まれ発売されている。
◆問い合わせ
福井県観光連盟 TEL:0776-23-3677
石川県観光連盟 TEL:076-201-8110
富山県観光連盟 TEL:076-441-7722
掲載の記事は、ジャーナリスト・中森康友氏(日本旅行作家協会会員)の配信するメルマガ『なかもりトピックス』を転載したものです。
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