西海岸公園

西海岸公園

新潟県新潟市中央区、日本海沿いに広がる市内最大規模の海浜公園が西海岸公園(新潟市の管理する総合公園)。日和山海岸から金衛町海岸まで、全長5kmにわたるクロマツ林(38万本)を利用して造られたもので、白い砂と松林の美しい景観は、「日本の白砂青松百選」にも選ばれています。

ドン山には午砲台も復元

西海岸公園

西海岸公園(52.5ha)の広大な敷地には、海岸沿いを走る全長5kmのサイクリングロードや、園内を一周する散策路が巡らされており、散策にも最適。
カッコウなどの棲む「野鳥の森」のほか、市営プール(屋外、屋内)やお城広場(お城の遊具があります)、多目的広場(水と土の芸術祭アート作品「おひるねハウス」展示)などもあり、家族連れにも人気の地になっています。

園内には明治6年の新暦の採用で大砲(空砲=牛砲)を撃って正午を知らせたドン山(午砲台/ごほうだい)も復元。
大砲は当初、寄居の砂山に設置されていましたが、大正8年の旧制新潟高等学校の校舎移転で西海岸に移転したもの。
大正13年、礎町に皇太子(後の昭和天皇)の成婚記念として報時塔が建造され、その役目を終えています。
午砲の制(明治4年)で設置された午砲台は全国各地にありましたが、それが復元されるのは全国的にも長崎市の「ドンの山」、大阪城公園(大砲を展示)などごくわずかです。

砂山の碑は、北原白秋作詞の童謡『砂山』を記念したもの。
大正11年に新潟で開かれた童謡音楽会に招かれた北原白秋は、佐渡を眺める寄居浜に出向き、荒涼とした物淋しい光景から着想を得て「海は荒海 向こうは佐渡よ」の書き出しで始まる『砂山』を書き上げ、作曲を中山晋平に依頼し、雑誌『小学女生』大正11年9月号に発表しています。
実は、寄居浜(西海岸)は、70kmに渡って続く、新潟砂丘の一部。
信濃川の流送土砂によって幾重にも発達した砂丘地帯ですが、いまよりも防砂林が少なく、砂丘の雰囲気が強かっちゃのだと推測できます。

花は、2月~4月のヤブツバキ、4月中旬の山桜、6月上旬のニセアカシア、6月~8月のハマナスなどが観察できます。

西海岸公園
名称 西海岸公園/にしかいがんこうえん
所在地 新潟県新潟市中央区西船見町5932-626ほか
関連HP 新潟市公式ホームページ
電車・バスで JR白山駅から徒歩15分
ドライブで 磐越自動車道新潟中央IC、北陸自動車道新潟西ICから約6km
駐車場 763台/無料
問い合わせ 新潟市中央区役所建設課 TEL:025-223-7420/FAX:025-228-1260
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
ドン山の大砲(西海岸公園)

ドン山の大砲(西海岸公園)

新潟県新潟市中央区、日本海沿いに広がる新潟市内最大規模の海浜公園、西海岸公園内にある小高い一角が、ドン山。名前の由来は、往時に全国で作られた午砲台(正午の時報代わりに、空砲を打っていた場所)と、そこに据えられていた大砲にあり、ドン山の大砲が

寄居浜海岸

寄居浜海岸

新潟県新潟市中央区、西海岸公園の海側に広がる海岸線が寄居浜海岸。江戸時代、新潟町の名所でもあった砂丘海岸・寄居浜。砂防のために砂丘地帯松の植林が始まって以来、内陸に新たな耕地が広がっていったのです。そんな歴史を今に伝えるのが寄居浜海岸です。

 

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