高山寺

高山寺

長野県上水内郡小川村、道の駅おがわ・小川村役場と小川天文台のある大洞高原を結ぶ小川アルプスライン・長野県道36号(信濃信州新線)は、鬼無里に通じ、戸隠参り、善光寺参りの道として賑わった「高府往来」。標高840mの地に建つのが信濃三十三番観音札所の結願所でもある高山寺(こうさんじ)です。

現存する三重塔は、長野県の県宝

高山寺

寺伝によれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が、戦勝祈願のため空海作の聖観音像を安置して、観音堂を建立したのが始まり。

三重塔は源頼朝の命により建久6年(1195年)に創建されたと伝えられ、実際の創建(もしくは堂塔伽藍の整備)はこの時と推測されています。

現存する三重塔は、江戸時代初期の元禄11年(1698年)、木食山居(もくじきさんきょ=松本で出家し、19歳の時に現・小川村の虫蔵山に籠もって木食・単衣の行に入り、その後、高山寺観音堂の修復に尽力、晩年は大町の弾誓寺で住職を務めています)上人が再建したもので、長野県県宝。
観音堂に安置される本尊・聖観音は一年に一度、8月10日のみに開帳されています。

観音堂の竜の彫刻は、左甚五郎の作との伝承も。
厨子(ずし)脇の千体仏は木食山居の作。
ちなみに信濃三十三番札所めぐりの三十二番札所は西照寺(日本記から東北に入る椿峰地区にあるが納経所は住職兼務の高山寺で)。
木食山居が残した仏像は、山居仏と呼ばれ、鬼無里では親しみを込めて「さんきょさん」と呼ばれています。

小川アルプスライン・長野県道36号(信濃信州新線)の高山寺より南側、標高800m地点にアルプス展望広場、少し北の標高標高850m地点にアルプス展望デッキがあり、北アルプス後立山連峰を一望にします(もちろん高山寺の境内からも眺望できます)。

ちなみに現在の小川村役場、道の駅おがわがある一帯が高府で、高山寺、現在の小川天文台・大洞高原を抜け鬼無里までが高府往還、その先が戸隠往還で、小川アルプスラインと呼ばれる長野県道36号(信濃信州新線)がほぼそのルートです。

高山寺
名称 高山寺/こうさんじ
所在地 長野県上水内郡小川村稲丘7119
関連HP 高山寺公式ホームページ
電車・バスで JR信濃大町駅からアルピコバスで32分、小川新田下車、村営バス乗り換え15分、高山寺下車
ドライブで 上信越自動車道長野ICから約30km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 高山寺 TEL:026-269-2568
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
アルプス展望広場

アルプス展望広場

長野県上水内郡小川村、小川村を縦断する小川アルプスラインと呼ばれる長野県道36号(信濃信州新線)沿いにある展望地がアルプス展望広場。道の駅おがわ・小川村役場と小川天文台のある大洞高原を結ぶルート途中に小川村屈指の展望地で、「信州の自然百選(

アルプス展望デッキ

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長野県上水内郡小川村、小川村を縦断する小川アルプスラインと呼ばれる長野県道36号(信濃信州新線)沿いにある展望地がアルプス展望デッキ。標高800m地点にアルプス展望広場が設けられていますが、さらに50mほど上った小川アルプスラインの路側にア

小川天文台

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