姫川第三ダム

姫川第三ダム

長野県北安曇郡小谷村、小谷村を流れる一級河川・姫川に建設された中部電力の発電用ダムが、姫川第三ダム。高さはわずかに8.6mの重力式コンクリートダムで、昭和30年に完成。姫川第三発電所に送水して電力を生んでます。

姫川に建設された中部電力の発電用ダム

姫川第三ダム

堤高8.6m、堤頂長79.0mという大きさですが、糸魚川静岡構造線上に位置するため、難工事の上に完成しています。
発電形式は、取水位標高458.97m、放水位標高397.59m、有効落差55mという水路式(落差で発電)。
ローラーゲート4門を備えたダムは、北アルプスの雪解け水をたたえる春から初夏にはなかなか絵になる光景です。

ダム湖脇を走るのが旧国道で、土木学会選奨土木遺産に認定の姫川橋が架かっています。

姫川第三ダム
名称 姫川第三ダム/ひめかわだいさんだむ
所在地 長野県北安曇郡小谷村中土
ドライブで 北陸自動車道糸魚川ICから約31km、長野自動車道安曇野ICから約66km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
姫川第二ダム

姫川第二ダム

長野県北安曇郡白馬村を流れる一級河川・姫川。その姫川を堰き止めた重力式コンクリートダムが、姫川第二ダム。明治時代に設立された地元の電力会社・安曇電気が姫川水系の発電事業の一環として建設を推進。昭和10年に姫川第二ダムと姫川第二発電所が建設さ

姫川

姫川橋

小谷村の姫川に架る旧道の橋が昭和12年完成の姫川橋。戦争のため鋼材が不足したことを背景に、長野県道路技師・中島武の創意によって生まれた世界最初の鉄筋コンクリート・ローゼ桁橋で、同じ小谷村の親沢橋、昭和橋(坂城町)、大手橋(木曽福島町)、栄橋

 

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