平戸城・狸櫓

平戸城・狸櫓

平戸城に残る藩政時代の唯一の櫓(やぐら)が狸櫓(たぬきやぐら)で北虎口門とともに二の丸の搦手(からめて=裏側)を守っています。正式名は多聞櫓(たもんやぐら)ですが、天保初年(1830年)頃、櫓の修理の際に狸が小姓に化けて松浦藩主の寝床に来て、このまま棲ませて欲しいと懇願したといい、以降狸櫓と呼ばれています。

平戸城に残る藩政時代の唯一の櫓

この伝説は、天保年間に平戸藩主・松浦熈(観中)が『亀岡随筆』に記しています。
平戸城の現在の登城ルートは、チケット売り場→狸櫓→天守→見奏櫓→チケット売り場前→地蔵坂櫓というのが一般的。

平戸城・狸櫓
名称平戸城・狸櫓/ひらどじょう・たぬきやぐら
所在地長崎県平戸市岩の上町1529
関連HP平戸城公式ホームページ
電車・バスでJR佐世保駅から西肥バス平戸行きで1時間10分、市役所下車、徒歩10分
ドライブで西九州自動車道佐世保みなとICから約36km
駐車場レストハウス駐車場(50台/無料)・亀岡公園グラウンド駐車場(20台/無料)
問い合わせ平戸城 TEL:0950-22-2201/FAX:0950-23-3759
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
平戸城

平戸城

長崎県平戸市にあった城で、江戸時代には平戸藩松浦(まつら)氏の居城だったのが平戸城(ひらどじょう)。下松浦党の棟梁・松浦鎮信(法印)が戦国時代に日之嶽に海(平戸瀬戸)を天然の外堀にして築城した平山城が始まり。三方の海を外堀にした平山城で、日

平戸城・北虎口門

平戸城・北虎口門

宝永4年(1707年)に完成した門で、平戸城では唯一現存する門が北虎口門。二の丸の搦手(からめて=裏側)を守る北虎口門ですが、山鹿流築城法で縄張りされた際に、隣接する地蔵坂櫓(昭和の復興)とともに北側に移動しています。乾櫓(いぬいやぐら)脇

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