香取神宮・拝殿

香取神宮・拝殿

千葉県香取市香取にある全国にある香取神社の総本社で、古代には大和朝廷の東国経営の一翼を担った香取神宮。本殿の前に建つ拝殿は、内務省神社局が昭和11年からの大修築で造営されたもので(昭和15年築)、国の登録有形文化財。黒漆塗りを基調とし、組物・蟇股(かえるまた)に極彩色を取り入れた装いです。

昭和15年築の建物は国の登録有形文化財に

国の重要文化財に指定される本殿正面に権現造り風(本殿と拝殿を石の間で繋ぐ東照大権現を祀る日光東照宮などの様式)に幣殿・拝殿を繋げ、拝殿正面に千鳥破風(ちどりはふ)と軒唐破風(のきからはふ)を付けています。
本殿とのバランスを考え、黒漆塗りが基調になったシックな配色。
屋根は幣殿・拝殿ともに檜皮葺き(ひわだぶき)になっています。

香取神宮の拝殿・幣殿・神饌所は、日本遺産「北総四都市江戸紀行 ~江戸を感じる北総の町並み~」の構成資産にもなっています(北総四都市=佐倉、成田、佐原、銚子)。

香取神宮・拝殿
名称 香取神宮・拝殿/かとりじんぐう・はいでん
所在地 千葉県香取市香取1697
関連HP 香取神宮公式ホームページ
電車・バスで JR香取駅から徒歩25分。または、JR東京駅八重洲南口から関鉄グリーンバス「あそう号」鉾田駅行きで、1時間11分、香取神宮前下車、徒歩5分。JR東京駅八重洲口から京成・千葉交通バス銚子行き小見川ルートで、1時間24分、佐原香取(香取IC)下車、徒歩15分
ドライブで 東関東自動車道佐原香取ICから約1.6km
駐車場 300台/無料
問い合わせ 香取神宮社務所 TEL:0478-57-3211/FAX:0478-57-3214
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
香取神宮

香取神宮

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