原山支石墓群(原山ドルメン)

原山支石墓群(原山ドルメン)

長崎県南島原市の諏訪池(すわのいけ/雲仙市)近くの山中、標高230mほどの高台に位置する縄文時代晩期終末の遺跡(墓地)が原山支石墓群(はらやましせきぼぐん)。日本国内の支石墓遺跡としては最古最大級のもので、原山ドルメンとも呼ばれています。ドルは「卓」、メンは「石」を表すブルトン語。

日本を代表する支石墓

原山支石墓群(原山ドルメン)

支石墓は、世界各地で見られる巨石墓の一種、石で支えられた墓ということで朝鮮半島で支石墓と名付けられています。
東アジアの支石墓は、紀元前1500年頃に遼東半島付近で発生し、遼東半島から中国東北部、さらに朝鮮半島西北部に分布しています(朝鮮半島に数万基あり、世界の支石墓の半数が朝鮮半島にあるといわれています)。

もともとは3群から成り立っていましたが、第1群は開墾で失われ、現存するのは6基と40基からなる2群。
朝鮮半島の西南部は埋葬施設を地下に造り、小さな支石の上に大石を置く形が主流。
碁盤のような形であることから「碁盤形」(ごばんがた)に分類されています。
原山支石墓群のものは、この「碁盤形」が中心で、朝鮮半島南部のものに酷似するところから南鮮式支石墓とも呼ばれています。

石棺、甕棺(かめかん)、穴を掘っただけの土壙墓(どこうぼ)などの下部構造の周囲にに支石を置き、巨石で覆う構造。
籾の圧痕のついた甕棺(かめかん)や石包丁などから、稲作技術伝来と原山支石墓群は深く関係していたと推測されています。
埋葬は縄文時代以来の箱式石棺で屈葬であることから、縄文時代から弥生時代への転換期における朝鮮半島との交流をうかがわせる貴重な遺跡となっているのです。

周辺は原山農村公園として整備されているので、この公園を目的地にしてアプローチを。

原山支石墓群(原山ドルメン)
周辺は原山農村公園として整備
名称 原山支石墓群(原山ドルメン)/はらやましせきぼぐん(はらやまどるめん)
所在地 長崎県南島原市北有馬町原山
関連HP 南島原ひまわり観光協会公式ホームページ
ドライブで 長崎自動車道諫早ICから約41km。口之津港から約15km
駐車場 原山農村公園駐車場を利用
問い合わせ 南島原市商工観光課 TEL:050-3381-5083
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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