長崎港によって分断される長崎市南部と西部を最短距離で結ぶ斜張橋が女神大橋。長崎県道51号(長崎南環状線)・臨港道路女神大橋線の橋(有料道路)で、ヴィーナスウィングという愛称が付いています。橋の下を長崎港に入る大型のクルーズ船が通過することを想定して造られており、平成17年度の土木学会田中賞を受賞しています。
併設された歩道から、眺望を楽しめる
平成17年12月11日に完成した全長1289m、中央径間480mの九州で最長の斜張橋で、ながさき女神大橋道路(長崎県道路公社が管理する有料道路)の一部。
日本最長の斜張橋は本四連絡橋の多々羅大橋で支間長890m、以下、名港中央大橋(590m)、鶴見つばさ橋(510m)、生口橋(490m)と続き、女神大橋は横浜ベイブリッジ(460m)をおさえて6位になっています。
大型船の通行を想定し、海面から桁下までの高さは65mもあり、明石海峡大橋などと並んで日本一になっています。
ながさき女神大橋道路は駐停車禁止ですが、戸町ICの駐車場に車をいれ、遊歩道を歩くことができます。
夜間はライトアップされ、日本夜景遺産にも認定されています。
ライトアップは日没後~21:00(白色の投光器が全点灯/LEDの光は青白色)、21:00~22:00(ワイヤーの一部及び主塔の照明に減光/LEDは通常点灯)、22:00~23:00(投光器を主塔頂部のみの照明に減光/LEDは光度を減光)、と3段階で、エンディングは、女神が羽を閉じるようなイメージで両主塔に向かって消灯されています。
また、21:00、22:00など、LED点灯中の毎正時にLEDに色が付いて時を知らせています。
また、ライトアップは、新年専用スペシャルパターンなどイベント用も用意され、長崎の夜景に華を添えています。
名称 | 女神大橋/めがみおおはし |
所在地 | 長崎県長崎市新戸町~大浜町 |
関連HP | 長崎県道路公社公式ホームページ |
問い合わせ | 長崎県道路公社 TEL:095-823-2600 |
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