長崎県長崎市内で長崎市電(路面電車)を走らせるのが長崎電気軌道。地元では親しみを込めて「電車」、「電鉄」と呼ばれています。本線、桜町支線、大浦支線、蛍茶屋支線、赤迫支線の5路線、1号・3号・4号・5号の4系統が運転されています。観光的には「電車一日乗車券」の利用が便利です。
長崎の市内観光に大活躍
大正4年11月16日、病院下(現・大学病院) – 築町(現・新地中華街)間の長崎電気軌道(路面電車)を開業したのが始まり。
昭和20年8月9日の原爆投下では、全線不通、車両16両焼失、職員120人が殉職しています。
1号系統(赤迫~平和公園〜長崎駅前〜新地中華街〜崇福寺)、3号系統(赤迫~平和公園〜長崎駅前~市民会館〜諏訪神社〜蛍茶屋)、4号系統(蛍茶屋~諏訪神社〜市民会館〜めがね橋〜崇福寺)、5号系統(蛍茶屋〜諏訪神社〜市民会館〜めがね橋〜新地中華街~大浦天主堂〜石橋)の4系統、11.5kmが運行し、1号系統は5分間隔など、本数も多く便利。
JR長崎駅に接続する長崎駅前電停を起点に、平和公園、新地中華街、大浦天主堂、めがね橋、崇福寺、諏訪神社(以上は電停名)など観光スポットへの足としても大活躍。
新地中華街、市民会館での乗り換えは、2回目の運賃が無料となるシステムです(全国相互利用交通系ICカードならカードタッチ操作するだけで適応)。
明治44年製造の160形168号は、現役日本最古かつ唯一の木造ボギー電車です。
また、長崎西洋館(長崎市川口町/原爆資料館〜平和公園間)は、建物内部を路面電車が通り抜けるトンネルになっています(日本初の商業ビル内を走る路面電車)。
1日4回以上乗車する場合には「電車一日乗車券」(モバイル一日乗車券も用意)が便利。
車内での販売はなく、観光案内所、おもな沿線ホテルフロント(事前にホテルに在庫の確認を)、長崎電気軌道営業所、JR九州みどりの窓口(マルスシステムでの発券)で発売。
長崎市電(長崎電気軌道) | |
名称 | 長崎市電(長崎電気軌道)/ながさきしでん(ながさきでんききどう) |
所在地 | 長崎県長崎市 |
関連HP | 長崎電気軌道公式ホームページ |
問い合わせ | 長崎電気軌道 TEL:095-845-4111/FAX:095-843-2609 |
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