「路線別」駅数ランキング、首位は186駅もある! TOP10

国鉄・JRから3セクに転換したり、並行する新幹線の開業で在来線の3セク化などで、北陸本線、東北本線、信越本線などは路線距離が大幅に短くなりました。そんななかで、路線別にもっとも駅が多いのは、186駅ある東海道本線。京浜東北線などの駅も含まれるのも駅数が多い理由のひとつ。

7位までが100駅以上! 駅員は全部駅を覚えている!?

2位は目下、在来線で最長の山陰本線で、駅間の平均距離は東海道本線よりも1kmほど長くなっています。
3位は、東京駅〜盛岡駅に短縮された東北本線。
こちらも、京浜東北線の東京駅〜大宮駅は東北本線なので、駅数には京浜東北線も含まれています。

TOP10の路線の中で、ダントツに駅間距離が短いのは飯田線。
山峡や高原を走るローカル線なのに、平均駅間距離は2.1kmで、秘境駅が多いというのもうなづけます。

国鉄時代には、全国の駅名が重複しないようにしていましたが、それでも大久保駅(中央本線と奥羽本線)、白石駅(しろいしえき/東北本線と函館本線)などがあり、まぎらわしいので、窓口できっぷを購入する際には、「東北本線の白石まで」という必要がありました(今も同じです)。

JR全線の駅数は4500以上あるので、よほどの達人でないかぎり、全駅名を理解している駅員はいません。

「路線別」駅数ランキング TOP10

順位駅数路線(区間)路線距離
1位186駅
(京浜東北線などを含む)
東海道本線
(東京駅〜神戸駅)
589.5km
(本線のみ)
2位161駅
(支線を含む)
山陰本線
(京都駅〜幡生駅)
676.0km
3位150駅
(京浜東北線の駅などを含む)
東北本線
(東京駅〜盛岡駅)
570.0km
4位131駅
(和田岬線、貨物駅を含む)
山陽本線
(神戸駅〜門司駅)
537.1km
5位113駅日豊本線
(小倉駅〜鹿児島駅)
462.6km
6位103駅
(貨物駅を含む)
奥羽本線
(福島駅〜青森駅)
491.1km
7位102駅鹿児島本線
(門司港駅〜八代駅、川内駅〜鹿児島駅)
285.3km
8位97駅
(貨物駅、臨時駅を含む)
予讃線
(高松駅〜宇和島駅)
327.0km
9位94駅飯田線
(豊橋駅〜辰野駅)
195.7km
10位92駅
(貨物駅を含む)
函館本線
(函館駅〜旭川駅)
458.4km
「路線別」駅数ランキング、首位は186駅もある! TOP10
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