下吉田駅

下吉田駅

山梨県富士吉田市にある富士急行大月線の駅が下吉田駅。昭和4年6月19日、富士山麓電気鉄道の駅として開業した際、名古屋駅を模して建てられたもので、平成21年に工業デザイナー・水戸岡鋭治のデザインによるリニューアルが行なわれています。海外からの旅行者にも人気の新倉山浅間公園の玄関駅となっています。

副駅名が付いて下吉田<新倉山浅間公園>駅に

レトロな駅舎は、建築当時、「東洋一の建造物」といわれていた名古屋駅(昭和12年2月1日開業の3代目駅舎)を模して建てられたもの(旧名古屋駅を縮小したイメージ)。
平成21年の水戸岡鋭治(「富士登山電車」、「富士山ビュー特急」も水戸岡鋭治デザイン)によるリニューアルで、メインの吹き抜けに天井画、コンコースにセンターテーブル、そして富士の稜線をイメージしたベンチを配しています。

標高は753mで、大月駅(標高358m)からは、394mも上ってきたことに。
終点の河口湖駅(標高857m)へはさらに104m上ります(途中の富士山駅でスイッチバック)。

令和2年3月14日には新倉山浅間公園が五重塔と富士山のツーショット、そして桜の名所として外国人旅行者にも有名になったことを受けて、副駅名<新倉山浅間公園>(英語副駅名称:Chureito Pagota)を設定し、下吉田<新倉山浅間公園>駅となり、「絶景の富士山へのゲートステーション」としての役割を担っています。
副駅名の英語表記であるChureito Pagotaは、「富士山と桜と五重塔」で有名になった新倉山浅間公園の建つ五重塔「忠霊塔」のこと。

さらに下吉田地域の活性化を目的に、新宿と河口湖駅を結ぶ直通特急「富士回遊」を含む全特急列車が下吉田駅に停車。

駅に併設された喫茶店「下吉田倶楽部」では、「オリジナルブレンド 下吉田珈琲」、「富士山溶岩焙煎珈琲」など丁寧にドリップした挽きたてのコーヒーを飲みながら、富士急行の電車を眺めることができます(オープンデッキスペースのテラス席も用意)。

駅構内には「下吉田ブルートレインテラス」も設けられ寝台特急「北陸」に使われたブルートレイン(スハネフ14形寝台客車=スハネフ14 20)、フジサン特急2000系 展望車両(2001号)、国鉄165系電車の先頭部分が静態保存されています。

下吉田駅
名称 下吉田駅/しもよしだえき
所在地 山梨県富士吉田市新町2-8-12
関連HP 富士急行公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道河口湖ICから約3km
問い合わせ 富士急行富士山駅 TEL:0555-22-7133
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
河口湖駅

河口湖駅

山梨県南都留郡富士河口湖町、富士急行河口湖線の終点、河口湖駅。富士吉田駅(現・富士山駅)〜河口湖駅間の延伸(河口湖線開通)で、昭和25年8月24日に開業。河口湖、西湖、精進湖、本栖湖などの観光、富士登山の拠点駅になっています。標高857mの

新倉山浅間公園

新倉山浅間公園

山梨県富士吉田市にある新倉山の山腹、新倉浅間神社の上部に広がる4.3haの公園が新倉山浅間公園。新倉浅間神社近くの駐車場から398段のさくや姫階段を上ると五重の塔(忠霊塔)。忠霊塔裏手の展望デッキから桜咲く春なら、富士山、五重塔、桜をワンフ

下吉田ブルートレインテラス

下吉田ブルートレインテラス

山梨県富士吉田市にある富士急行大月線の駅、下吉田駅(下吉田<新倉山浅間公園> 駅)。平成21年7月18日に工業デザイナー・水戸岡鋭治デザインによる駅舎に生まれ変わっていますが、駅構内にはブルートレイン、「フジサン特急2000系」などが静態保

富士山駅

富士山駅

山梨県富士吉田市にある富士急行大月線、河口湖線の駅が富士山駅。昭和4年6月19日に富士山麓電気鉄道の大月駅〜富士吉田駅間の開通に伴って開業し、以降、富士登山、富士五湖観光の拠点となってきました。平成23年7月1日に駅名を富士山駅(商標登録)

大月駅

大月駅

山梨県大月市にあるJR東日本・中央本線と富士急行大月線の乗り換え駅が、大月駅。明治35年10月1日、中央本線の鳥沢駅〜大月駅間の開通で開業した歴史ある駅で、明治36年1月17日、駅前に富士馬車鉄道(後の富士電気軌道、現・富士急行)が乗り入れ

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ