岡山県瀬戸内市牛窓町、レトロな家並みが残る牛窓のしおまち唐琴通り沿いにあるのが街角ミュゼ牛窓文化館。旧中國銀行牛窓支店の建物(国の登録有形文化財)を再生したもの。牛窓はかつて瀬戸内海屈指の貿易港として栄えた町で、その名残をとどめる建築物の代表格です。
赤レンガが印象的な和洋折衷の建物
大正4年に牛窓銀行本店として建設されたもので、ドイツ製の高価な赤レンガが外壁一面に小口積みで敷き詰められています。
設計は山村精一、大工は地元の森国吉。
内部は吹き抜けとし、漆喰造の内壁上端に蛇腹を設けられています。
洋館でありながら、玄関の庇に日本瓦も使用されており、和洋折衷の大正期の銀行の建物ならではの特徴をよく表し、国の登録有形文化財に指定。
内部には牛窓の古写真や、伝統行事『ししこま』に関する資料などを展示。
牛窓・しおまち唐琴通り沿いでは、「牛窓海遊文化館」(旧牛窓警察署本館)も見学したい洋館です。
街角ミュゼ牛窓文化館(旧中國銀行牛窓支店) | |
名称 | 街角ミュゼ牛窓文化館(旧中國銀行牛窓支店)/まちかどみゅぜうしまどぶんかかん(きゅうちゅうごくぎんこううしまどしてん) |
所在地 | 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2835-1 |
電車・バスで | JR邑久駅から両備バス牛窓行きで15分、牛窓下車、徒歩4分 |
ドライブで | 岡山ブルーライン邑久ICから約7.5km |
駐車場 | 牛窓港岸壁周辺または牛窓海水浴場を利用 |
問い合わせ | 瀬戸内市教育委員会社会教育課 TEL:0869-34-5604 |
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