岡山県津山市沼地区の丘陵地にある約2000年前の弥生時代中期の集落跡が、沼弥生住居跡群(津山市の史跡)。周辺を整備し、竪穴式住居1棟と高床倉庫1棟を復元した史跡公園なっていて、ビジターセンターとして「津山弥生の里文化財センター」が建っています。
一帯は弥生の里として整備
昭和27年に最初の発掘調査が行なわれ、以降の発掘調査から、竪穴式住居址5棟、長方形竪穴住居状遺構1棟、高床倉庫址3棟、住居址群と倉庫址群を分断する溝状遺構などが発掘されています。
最大となるA竪穴住居址(北寄りにあります)は、火災により廃棄されたものと推測され、柱や垂木などの建築部材が炭化して残存。
津山弥生の里文化財センターでは、遺跡から出土した弥生時代中・後期の弥生式土器片、稲の穂を刈り取るための石包丁、手斧(ちょうな)とされる扁平片刃石斧、たたき石などを展示しています。
一帯は眺めのいい緑豊かな丘陵地帯なので散策にも絶好です。
沼弥生住居跡群(津山弥生の里文化財センター) | |
名称 | 沼弥生住居跡群(津山弥生の里文化財センター)/ぬまやよいじゅうきょあとぐん(つやまやよいのさとぶんかざいせんたー) |
所在地 | 岡山県津山市沼600-1 |
関連HP | 津山市公式観光サイト |
電車・バスで | JR津山駅から中鉄バススポーツセンター行きで20分、沼住居跡下車、すぐ |
ドライブで | 中国自動車道津山ICから約5.5km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 津山弥生の里文化財センター TEL:0868-24-8413 |
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