井倉洞

井倉洞

岡山県新見市の井倉峡の最上流にあり、昭和33年に発見された総延長1200mの鍾乳洞が井倉洞。一帯は阿哲台(あてつだい)と呼ばれるカルスト台地で、阿哲台の中央部に位置する草間台にあるのが井倉洞です。石灰岩が長い年月の間に地下水で浸食されてできたもので、内部見学が可能な観光洞窟になっています。

洞内には落差50mの地軸の滝も落下!

入口は高梁川(たかはしがわ)の左岸に位置する高さ240mの絶壁にあり、洞内ではライトアップされた奇岩怪岩が迫力満点。
洞内の平均気温は15度前後。

また洞内には、こうもり岩などさまざまな形の鍾乳石や石筍が続くが、これは水に溶けた炭酸カルシウムが滴り落ちて再び固まってできたもの。
水量豊富で、落差50mもの地軸の滝も落ちています。
洞内探勝の所要時間は40分ほど。

取材・画像協力/岡山県観光連盟

井倉洞
名称井倉洞/いくらどう
所在地岡山県新見市井倉409
関連HP井倉洞公式ホームページ
電車・バスでJR井倉駅から徒歩10分
ドライブで中国自動車道新見ICから約18km
駐車場300台/無料
問い合わせ井倉洞 TEL:0867-75-2224/FAX:0867-75-2317
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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