壺屋うふシーサー

壺屋うふシーサー

沖縄県那覇市壺屋1丁目、壺屋やちむん通りの西(入口近く)にある壺屋焼きの巨大シーサーが、壺屋うふシーサー。「うふ」は沖縄方言で大の意で、壺屋地区のシンボルとして、平成25年2月9日に設置されたもの。日中は10分毎に口から水煙を吐き、案内板のボタンを押すと、沖縄方言で音声案内が流れる仕組み。

壺屋地区のシンボル、魔除けとして君臨!

シーサーは古代オリエント地方でライオンをモデルとした架空の動物。
中国に獅子として伝わり、それが火除、魔除けとして琉球に伝わったもの。
狛犬(こまいぬ)は中国の獅子が朝鮮半島から伝わったので、高麗犬、転じて狛犬となったといわれ、シーサーも狛犬と同様に阿吽(あうん)の対になることがありますが、ともに仏教の影響から。

高さ3.62m、重さ3トンの巨大なシーサーで、琉球最古・最大のシーサーと称される富盛のシーサー(島尻郡八重瀬町)が高さ1.42.2m、全長1.76mなので、サイズだけははるかに大型ということに。

沖縄都市モノレール線(ゆいレール)・牧志駅前「さいおんスクエア」にある「さいおんうふシーサー」(平成23年9月に設置)と兄弟のシーサーで、ともに壺屋の陶工の手によるものです(制作は同時期です)。

壺屋うふシーサー
名称 壺屋うふシーサー/つぼやうふしーさー
所在地 沖縄県那覇市壺屋1-8地先
関連HP 那覇市公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール牧志駅から徒歩10分
ドライブで 那覇空港から約5.5km。または、沖縄自動車道那覇ICから約5.2km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 那覇市経済観光部観光課 TEL:098-862-3276/FAX:098‐862-1580
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
壺屋やちむん通り

壺屋やちむん通り

沖縄県那覇市の壺屋地区にある石畳の続く通りが壺屋やちむん通り。壺屋は1682年に琉球王府の政策で、当時3ヶ所あった陶窯の職人たちを集めて開いた窯場。歴史と伝統を引き継ぎながら、現在も20軒余りの工房が「壺屋焼」を作り続けており、やちむん通り

さいおんうふシーサー

さいおんうふシーサー

沖縄県那覇市安里2丁目、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)・牧志駅前にある「さいおんスクエア」に鎮座するのが、さいおんうふシーサー。うふは大きなという意味で、さいおんスクエアの巨大シーサーということに。やちむん通り入口近くの壺屋うふシーサー

富盛のシーサー

富盛のシーサー

沖縄県島尻郡八重瀬町、富盛の石彫大獅子と称されるのが、富盛のシーサー。記録に残される沖縄で最も古いシーサーで、『球陽』には尚貞21年(1689年)に設置と記されています。高さ142.2cm、全長175.8cm、沖縄戦の戦禍をくぐり抜けた、沖

 

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